「明治大学広報」
 
第561号(2005年9月1日発行)
◆ずうむあっぷ:  努力し続けるエース
アメリカンフットボール部 山ア 公士
 6月19日に行われたIVY―SAMURAI BOWLUで、山ア主将(政経4)は日本人最優秀選手賞に輝いた。山アはアメリカンフットボール部・グリフィンズで1年生の時から活躍し、周囲から信頼を集めた。しかし、その信頼は形を変え、プレッシャーとなり彼を襲う。重圧をどうはね返すか。山アは考えた末に、練習に打ち込むことを決意。誰よりも練習を多くこなすことで、重圧に負けない技術と精神力を、山アは手に入れた。
 最後の年を迎え、山アは主将を任される。それまで自分のことだけで精一杯であったから「自分で良いのか」と不安を抱く。だが、山アは動じなかった。今まで以上に練習に打ち込み、主将として何かを言うのではなく、ひとりの選手としてチームに手本を示す。下級生時代から続く努力の姿勢が、山アをチームの中心とさせた。
 背中で語る侍が率いるグリフィンズは、甲子園ボウルを目指し、秋季リーグ戦に挑む。努力は結果を裏切らない。そして、山ア・グリフィンズも我々の期待を裏切らない成績を残してくれるはずだ。
(やまざき・こうじ 政経4、中大附高出、174p・78s)
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