平井経営学部長と３名の卒業生

　
　経営学部３年早期卒業者への学位授与式が、卒業式後の午後２時３０分から、駿河台校舎リバティタワー２３階伊藤紫虹ホールで開催された。
　
　３年早期卒業制度は、２０００年の学校教育法一部改正を受けて、２００２年４月１日施行の改正学則により、同年度の新入生から適用されることになり、明大では経営学部が同制度を導入。昨年３月に第１期生４名が同制度で卒業している。「大学院進学や国家試験に合格している」学生が主たる対象だが、学部を「卒業」とするところが大学院への「飛び入学」と異なる。
　
　今年度早期卒業者は、廣純瑤さん（コウ・ジュンヨウ、台湾）、伊藤宜子さん、斎藤恵美さんのいずれも経営学科３名。式には、３名のほか、平井克彦経営学部長をはじめ学部関係者、家族らが出席し、門出を祝った。
　
　平井学部長は「早く卒業したからこそ、今後の進路先で苦労することもあるだろう。制度を有効活用したことを生かし、頑張ってほしい」とエールを送ると、早期卒業者は、同制度や３年間の思い出などを報告した。