教育研究支援に資する活動拠点として、旧小川町校舎跡地に建設が進められている「駿河台Ｄ地区建物（仮称）」の正式名称を募集することになり、その詳細がこのほど決定した。

平成１８年度文部科学省の「大学教育の国際化推進プログラム（海外先進教育実践支援）」に、明大が申請した会計専門職研究科の「国際的会計専門職業人養成プログラムの開発」が採択された。このプログラムへの申請は、一昨年度の「西シドニー大学との共同による法学教育」および昨年度の「大学教育における障害者学習支援」に引き続き３年連続で選定されたことになる。
　
　文部科学省は、各大学が取り組む教育プロジェクトの中から、国公私立大学を通じた競争原理に基づいて優れた取組みを選定し、重点的な財政支援を行うことなどにより、高等教育のさらなる活性化を図ることを目的とした支援策を打ち出している。「大学教育の国際化推進プログラム（海外先進教育実践支援）」は、わが国の高等教育の国際的通用性・共通性の向上を図るため、大学等の教職員を海外の教育機関等に派遣し、教育能力の向上および教育内容・方法等の改善を図る優れた取組みを選定し財政支援を行うことで、高等教育改革を一層促進させることを目的としている現代的課題等取組支援のひとつとして、一昨年度から開始されたプログラム。今回は明大を含め全国で３１件が選定された。
　
　今回採択された「国際的会計専門職業人養成プログラムの開発」については、７面に掲載。