かけがえのないひと夏を！

　
　明大国際交流センターでは、学術交流協定校のカナダ・ヨーク大学とイギリス・シェフィールド大学でそれぞれ実施する２００６年度夏期海外英語研修への応募を５月３１日まで受け付けている。

　この研修は、英語によるコミュニケーション能力の向上を図るとともに、欧米社会・文化への理解を深め、国際感覚を養うことを目的にしている。プログラムは英語授業を中心に研修旅行や各種課外活動、ホームステイなどで構成されており、毎年多くの学生が参加、これまでに延べ１０００人がカナダやイギリスで、その国や地域の文化に触れながら総合的な英会話研修を受けてきている。

　ヨーク大は、カナダ・オンタリオ州トロント市の北西部に位置する学生数約３万８千人の総合大学。１９５９年に設立され、カナダでは３番目の規模を誇る。第１９回となる今回の研修テーマは、「日本とカナダの比較」。ディスカッション中心の授業を実施する。また、授業時間以外にも多くの学生アシスタント（カンバセーション・パートナー）がサポートし、英語漬けの環境を整える。また、さまざまな場面でカナダの大自然に触れる機会にも恵まれている。研修期間は８月１日から２７日までの約１カ月間。

　一方、シェフィールド大は北イングランドに位置する学生数約２万人の総合大学で、歴史と伝統のある赤レンガの大学と呼ばれる８国立大学群のひとつに数えられる英国屈指の名門校。東アジア研究学科の日本研究センターは、欧州一の実績と規模を誇る。１１回目を迎える同大での研修は、ロンドン、マンチェスターへの研修・フィールドワークや３週間のホームステイが特徴となっており、８月１日から３０日までの約１カ月間行われる。

　これらの研修は、明大の専任教職員が引率し、参加者には、予め必要な予備知識や実践英語についての事前研修が行われる。なお、申込者全員に対して、英語のリスニング試験および面接試験（６月３日）が課せられ、この結果をもとに参加者やクラス分けが選考される。

◎説明会＝５月１１・１２日
※詳細は掲示します。
◎募集要項＝各学部窓口、各地区教務課、国際交流センター事務室で配布中。
※同研修の詳細は、国際交流センター事務室（ＴＥＬ　０３―３２９６―４１４６）まで。