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明治大学広報
第579号(2007年1月1日発行)
《卒業生特集》
明治大学の新たな挑戦!
国際日本学部(School of Global Japanese Studies) <仮称>
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「1.設置の趣旨」
「2.教育研究上の理念・目的」から続く

3.どのような人材を育成するのか

 新学部では、広く世界から注目されている日本文化に対する深い理解と英語による優れた発信能力を有し、かつ異文化に対しても柔軟な理解力を兼ね備え、グローバル化した社会において広く活躍できる真の国際人を育成することを教育目標としています。具体的には、特に次のような4つの分野での活躍が期待されます。

 第1は、コンテンツ産業、文化芸能関連業種、知財関連業種、広告産業、映画産業、コンピューター・グラフィック関連業種です。現在では、文化・芸術的コンテンツを創造し、それをマネジメントできる人材が強く求められています。新学部では、こうした社会的要請に応え、コンテンツ、文化・知財、広告・情報等の各産業分野で広く活躍できる人材の育成を目指します。

 第2は、マスコミ関係(テレビ・ラジオ局、新聞社)、出版関係、メディア産業、インターネット関係業種です。国際化の進展やインターネット社会の進化とともに、多様なメディアの役割はこれまで以上に重要なものとなってきています。新学部では、日本独自のメディア戦略の重要性や日本文化に関する多様な情報発信の重要性を十分に認識し、かつその実践の場で活躍できる人材の育成を目指します。

 第3は、旅行・交通業(航空・鉄道・船舶)、観光開発関連産業、貿易商社関連業種です。経済のグローバル化とともに、異文化コミュニケーションの機会や国際ビジネスの範囲は急速に拡大しつつあります。新学部では、そうした動きの最先端の領域で、優れた語学力と自国文化・他国文化の両者に対する柔軟な理解力を有し、地球規模で広く活躍できる人材の育成を目指します。

 第4は、外資系企業、政府系国際機関、国際協力・貿易・観光等の国際機関です。外資系企業では異なった文化や経営風土への適応が求められ、各種国際機関では日本人としての自覚とグローバルな視点が同時に求められますが、新学部ではこうした分野で広く活躍できる人材の育成を目指して、実践的な英語教育と国際教育、そして他大学にはない魅力的な日本研究のカリキュラムを用意しています。


「4.学部の特色」へ続く



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