明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第597号(2008年7月1日発行)
明治大学広報
第597号(2008年7月1日発行)
就任所感
研究でのトップスクールを目指して
副学長(研究担当)  坂本 恒夫
明治大学広報TOPへ
 納谷廣美学長が二期目の就任に当たり「明治大学の研究力と国際化の向上に全力を注ぎたい」と述べられました。このような時期に研究担当の副学長を命ぜられましたことは、極めて責任が重く身が引き締まる思いです。

 本学がトップスクールになるためには、他大学に先がけて(1)挑戦する勇気を持つこと(2)次の時代に向け新しいものを創造する力を発揮すること、そして(3)社会に対する貢献と責任を果たすことにほかなりません。教育の領域でも当然ですが、研究の面でも挑戦する勇気、新しいものの創造、そして社会的責任と貢献が求められます。

 米国のハーバード大学や英国のケンブリッジ大学を目指したいと思います。研究の内容と質では一気にとはいきませんが、まずかたちと仕組みで肩を並べたいと考えます。ラボ(研究)タワーの建設、研究資金の獲得、きめの細い研究支援体制の整備などです。

 言うに及びませんが、明治大学の先生方の研究の内容とレベルは、決して世界の水準に引けをとるものではありません。残念ながらそれを実現したり表現する場所と手段がこれまで十分に存在しなかったに過ぎません。

 そこで本年度はまず、法人の協力も得て、第1に駿河台地区にラボ(研究)タワー建設のめどを立てたいと考えています。現在の明大の財政力や面積において出来うる限り最大限のものを建設していただきたいと思っています。第2は研究資金の確保です。先生方の研究を支えるためには十分な資金が必要です。これを提供できるように財政の体制と公民両面からの外部資金獲得の仕組みを作ろうと思っています。さらに第3に先生方が研究や教育に専念できるよう、研究支援事務室の設置をはかり、十分な支援体制を整備したいと思います。

 「明治大学を研究でのトップスクールに!」。どうかご協力をよろしくお願い致します。

(経営学部教授)



前のページに戻る

ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.