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明治大学広報
第600号(2008年10月1日発行)
就職特集
日産自動車株式会社(商品企画)
「価値観を見直す機会」
理工学部4年 山村 路瑠
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 就職活動は今まで自分が知らなかった世界を知る絶好の機会です。

 昨年10月、OB訪問をすることから私の就職活動が始まりました。その目的は「会社の内情や働きやすさなど社員の方しかわからない情報を得ること」。しかし就職活動を終えた今、「今まで出会ったことのない人の話を聞くことで自分の中になかった考え方を得られること」もOB訪問のよさだと思います。面接中自分の多角性を主張できたのは、単純に学生時代に学んだことを羅列するだけでなく、OB訪問で得た考え方を織り交ぜて話すことで話の幅が広がったからだと思っています。

 2月、志望する企業の書類審査落ち。後がないと焦った私は興味の有無に関わらず、さまざまな企業の説明会に参加しました。行かなければ良かったと後悔することも何度かありましたが、中には今まで私が持っていた企業イメージを打ち崩し、新しいイメージを確立させる説明をした企業もありました。その一つが日産自動車です。

 「クルマが好きでたまらない人が志望する」という勝手なイメージを持ち、敬遠していた自動車業界。これに対し「最初から自動車が好きな人だけが集まっているわけではない。むしろさまざまなことに興味がある人が集まっている」と言った女性社員の方との対話。また、商品企画の流れを体験できた説明会。1つ1つのことが私の持つイメージを少しずつ変え、私の中の日産自動車への志望度は上がりました。

 説明会だけでなく、一回一回の面接でも企業イメージは変わるものです。ですから、これから就職活動をする人たちに言いたいことは「人との出会いの大切さ」と「固定観念に囚われずに多くの企業を見ること」。この2点です。

 今まで知らなかった社会人の価値観、ほかの学部生の価値観を知り、自分の価値観を見直すこの絶好の機会を逃さず、自分のものにして下さい。



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