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明治大学広報
第600号(2008年10月1日発行)
就職特集
東京都職員Ⅰ類B
「私を助けてくれたもの」
政治経済学部4年 石井 聖士
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 私は地方公務員になりたくて政治経済学部地域行政学科に入学し、公務員の受験指導を行う学内の行政研究所に所属しました。国家公務員も志しましたが、人の役に立てる仕事がしたいという思いは変わりませんでした。そんな私ですが、公務員試験への不安と、民間でも人の役に立てる仕事もあるのでは、という思いから民間企業の就職活動も行い、最終的には民間企業からも内定をいただきました。

 公務員試験の準備と就職活動を同時に行う上で一番大変なのは、公務員、民間それぞれの専願の人よりも時間をかけられないことです。それでもうまく並行できたのは、まず効率的な情報収集ができる環境にあったからだと思います。合同説明会や学内セミナーに参加し、一日で色々な業界の情報を集めたり、就職・キャリア形成支援事務室で過去の就職活動情報を得たりして、計画的に進めることができました。また、研究所にいるおかげで、公務員試験制度の変更点や試験の傾向を知り、効果的な対策ができました。民間企業の就職活動で得た視点が公務員試験の面接で活きた場面もありました。

 そして、うまくいったもっとも大きな要因は、「人」の存在だと思います。本当に公務員でよいのか悩んだ12月、就職活動が忙しくなり試験勉強が不安になった3月、内定をもらいこのまま民間企業に就職しようか悩んだ4月、公務員試験の面接で悩んだ6月、複数の試験に合格し、どれを選ぶのか悩んだ8月、何度も葛藤がありました。そのたびに研究所の仲間や先輩方、両親、ゼミの先生をはじめとする大学の先生方や事務室の職員の方々、ほかにも多くの人に相談し、励まされ、前に進むことができました。公務員、民間企業を問わず、面接の重要度は高いです。自分が信頼している人や尊敬できる人と話すことで自分への理解が深まり、面接で自信を持って自分を表現できたように思います。

 恵まれた環境と人との出会いを与えてくれた明治大学に感謝します。



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