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明治大学広報
第601号(2008年11月1日発行)
特集 夏の成果報告
法学部サマーロースクール

法律、語学、オーストラリアを 五感で感じた3週間
法学部3年 加藤 亘
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 長い夏休みをどのように使おうか、6、7月になるといろいろ考える人も多いのではないでしょうか?私は大学3年の夏休み、約1カ月半もの長い期間を自由に使える最後の機会ともいえるこの時期に、「海外に行ってみたい」と一念発起して豪州の西シドニー大学で行われるSULSAプログラムに参加しました。

 私は今まで日本から出たことは無く、初めての海外生活。そんな私が「3週間も異国の地で英語のみで生活できるのか?」と不安を感じ、参加申込の締切直前まで悩んでいたことを思い出します。

 私が思うにこのプログラムの最大の魅力は、「現地の法律を現地の専門家から直に学べること」です。語学を学ぶだけなら他にもいろいろな機会はあると思いますが、語学と法律を同時に学べる短期留学プログラムはこの「SULSA」をおいて他にないと思います。

 語学の授業はレベル別にクラス分けされ、20人前後の小人数でグループワークをしたり、与えられた問題を解いたりして学びました。日本にいてはなかなか出会えないような国の人もいて、英語という一つの言語を介してコミュニケーションをとろうとすることだけでも、私にとっては新鮮でした。また、法学の授業についてはもちろん英語で学ぶわけですが、先生はとても聞き取りやすい英語で講義をしてくれたので、多少の法律用語を事前に予習していけばそれほど苦労はしないと思います。授業の進め方としては一方的に知識を教えられるのではなく、「一緒に考える」という形式で行われ、豪州法と比較しながら考える日本法というのも非常に興味深かったです。

 語学のスキルはもちろんのこと、ホストファミリーとの日常生活やフィールドトリップを通じて学んだ豪州の文化や習慣、共に濃密な3週間を過ごした仲間に出会えたこと、豪州の広大な自然と温かい人々を自分の五感で感じることのできたこの夏の3週間は、私にとってかけがえのないものになりました。

法学部サマーロースクール (Summer University Law School in Australia)
 法学部が豪州・西シドニー大学(UWS)ロースクールと共催し、夏季の約3週間を利用して行われるプログラム。語学(英語)の講義のほか、豪州法の講義や裁判所、連邦議会などを見学するフィールドトリップ、UWSの学生との交流の場も設けられている。



サマーロースクール(リンク先:法学部)

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