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明治大学広報
第601号(2008年11月1日発行)
特集 夏の成果報告
マンドリン倶楽部ベトナム公演

マンドリンでベトナムと交流
政治経済学部4年 山口 洋平
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 マンドリン倶楽部では、4年に一度の周期で海外公演を行っています。今年がその4年に一度の年にあたり、今回は9月11日から約一週間の日程でベトナムのホーチミンを訪問しました。過去にはアメリカや中国で演奏会を行ってきたのですが、今回の海外公演はこれまでの海外公演と違い、日本とベトナムの国交樹立35周年記念事業の一環として行われるという、非常に責任のあるものでした。

 演奏会は現地の音楽学校のホールで一回、ホーチミン市のホールで一回ずつ行いました。分かってはいたことですが、異国で演奏会を行うということで設備やコミュニケーションの部分では大変な苦労がありました。やはり日本と比べてしまうとベトナムの設備は幾分劣ってしまう上、言葉の壁もあるため、日本でやっているようにはいきませんでした。しかし不満を言っても仕方のないこと、それを跳ね返すくらいの意気込みで演奏に臨みました。われわれの一番のレパートリーである古賀メロディー、ベトナムでも人気のある日本の曲、映画音楽やラテン音楽などさまざまな曲を演奏し、またベトナムの伝統楽器である「一弦琴」とのコラボレーションも行い、非常に充実した演奏会を行うことができました。

 演奏会を終えた翌日からは、市内観光でさまざまな所を訪れました。初めての海外という部員も数多く、目に飛び込んでくる全てのものが新鮮なベトナムからたくさんの良い思い出を日本に持って帰ることができました。

 最後になりましたが、この海外演奏旅行を行うにあたりご協力いただいた大学をはじめとする多くの関係者の方々に、部員一同非常に貴重な経験をさせていただいたことを深く感謝したいと思います。また余談ですが、11月15日に開催する定期演奏会で、このベトナム公演で私たちが演奏した曲目やベトナムの地で出会った素晴らしい音楽を、ベトナムでも共演した一弦琴奏者の方をお招きして演奏します。多くの皆さんのご来場をお待ちしています!

マンドリン倶楽部ベトナム公演
  今回の公演は日本とベトナムの国交35周年の記念事業の一環として、9月にホーチミンを訪問。公演の実現に尽力した校友の村山富市元首相も名誉実行委員長として現地に同行し、友好コンサートや国立音楽院での交流演奏会、障がい者施設慰問などを行った。



明治大学マンドリン倶楽部

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