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明治大学広報
第602号(2008年12月1日発行)
駐日欧州委員会代表部大使が明大で講演
商学部特別講演会
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 商学部国際交流委員会は10月30日、駿河台校舎リバティホールにおいて、ヒュー・リチャードソン駐日欧州委員会代表部大使による特別講演会を開催した(写真)。

 テーマは「EUと日本〜双方的・多面的な発展とは〜」で、会場には学部生、大学院生、教員らEUと日本の関係に関心のある数百人の聴衆が詰めかけ、熱気ある講演会となった。

 大使はまずEUという連合体の特質を述べた後、日本との経済関係、環境問題における協力、開発援助における協力等々について、日本の文化的特質にも言及しながら分かりやすく説明。最後に「地球規模の協力関係構築こそが直面する問題を効果的に解決していく」と締めくくった。

 また、大使は現在の世界的な金融危機に対してのEU政策の最新情報にも触れ、非常に今日性のある内容となった。

 講演後、出席者からはEU視点での自衛隊の世界貢献に関する問題やアジアにおける国家連合体の可能性、EU成立の経緯に関する質問などが次々と出された。大使は長い期間EUの業務に関わってきただけに、やや難しい質問についても一つ一つ言葉を選びながら丁寧に答え、それが私たちに好印象を残した。

 参加した学生の一人は「東アジア共同体について研究しているので、EUの話はとても参考になった。特に環境についての話は、排出権取引など日本も学ぶべきところが多いと思った」と話すなど、大変有意義な内容であった。

 なお、今回の特別講演会の実現には、商学部の小川・ジュヌヴィエヴ・F.教授の尽力があったことも付け加えておきたい。

(商学部国際交流委員会)




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