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明治大学広報
第602号(2008年12月1日発行)
MIMSが日仏共同研究事業を展開
仏研究者を招いて会議
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 明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)の三村昌泰所長(理工学部教授)が日本側代表、ダニエル・ヒルホルスト博士(パリ南大学、フランス国立科学研究センター=CNRS)がフランス側代表となり、CNRSとの研究協力事業(LIA─197)に共同申請した「ReaDiLab(Reaction Diffusion Laboratory)」が昨夏、採択された。

 この事業は、2007年より5年の期間で実施され、フランス側からパリ南大学とグルノーブル大学、日本側からMIMSと東京大学大学院数理科学研究科が参加。今年度の文部科学省グローバルCOEプログラムに採択された「現象数理学の形成と発展」の研究活動の一つである『生物学、医学に現れる複雑系の数学的理解』を国際的に推進する日仏共同研究事業。

 「ReaDiLab」のメンバーは、両国においてこの分野で活躍している総勢40人の研究者で、昨年、第1回会議をパリ南大学で開催。今年は明大がホストとなり、10月27日から3日間、駿河台校舎紫紺館で会議を開催した。

 今回の会議は期間こそ短かったものの、最新の成果発表に加え、白熱した議論が行われ、有意義な3日間であった。なお、2日目に催された懇親会には、納谷廣美学長、フランス大使館科学技術官、CNRS東京支局長らが出席し、「ReaDiLab」のより一層の発展に向けて温かい激励の言葉があった。

 昨年9月に研究知財戦略機構の附置研究機関の第1号として設置されたMIMSは、国際的研究活動を一つの柱として、海外の研究機関との連携を推進している。

(先端数理科学インスティテュート)



先端数理科学インスティテュート

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日仏両国の研究者が発表
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