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明治大学広報
第602号(2008年12月1日発行)
父母会特集
連合父母会 2009年度事業計画案、骨格予算案を承認
父母会総会・懇談会日程も決定
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 明治大学連合父母会(西井伸樹会長)は11月8日、駿河台校舎紫紺館で役員会を開催し、2009年度事業計画案および骨格予算案を承認した。2009年度の父母会総会・父母懇談会の開催日程も決定した。

 役員会には西井会長をはじめ副会長、会計監査、顧問の24人が出席。大学からは土屋恵一郎教務担当常勤理事(父母会担当)が出席した。冒頭のあいさつで土屋教務理事は、日頃の父母会活動ならびに大学に対する協力・支援に対して謝辞を述べるとともに、明治大学の将来構想、新しい大学づくりへの意欲を示した。

 事業報告では、(1)7月19日の会長会議以後の事業について(2)各地区父母会総会・懇談会の終了報告を全会員に送付したこと(3)連合父母会・各地区父母会関係活動状況について報告があった。

 議事は、会則に従い西井会長が議長を務め、2009年度連合父母会事業計画案および骨格予算案が提案され、質疑応答の後、承認された。

 奨学金、広報活動を充実

 父母間の交流やキャンパス見学を目的に大学支援策の一翼を担う事業として父母交流会を2009年度も開催する。

 2009年度の対象地区(全国57地区父母会を二分し、交互に開催)は、東京南部・北部・多摩、神奈川東部・西部、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の34地区。

 継続する主な事業は、・全国57地区での父母会総会・父母懇談会・「明治大学広報」の全号を会員に送付・卒業生に卒業記念品の贈呈・学生の課外活動および各学部ゼミナール協議会等への助成・外国人留学生活動に対する助成および奨学金の給付・海外留学(協定校・認定校)のための助成・教育振興賞および学部長奨励賞の授与など。

 連合父母会奨学基金については、5億円の果実をもって、明治大学連合父母会緊急給費奨学金(仮称)として会員の家計急変者に給付する。連合父母会特別給付奨学金は、不幸にして会員の家計支持者が死亡したときに給付する。

 さらに、会員子女のために新たな奨学金制度「連合父母会地区別給付奨学金(仮称)」を確立する。この奨学金事業(連合父母会設立30周年記念奨学金)を展開するための資金の一部として前年同様、準備引当金を積立てる。

 一方、新規事業として、連合父母会事業広報活動の充実を図り、事業内容の理解と認識を深めてもらうとともに、事業推進協力の一助とするために新たに予算を計上したほか、「連合父母会文学賞(仮称)」を設立し、本学学生から作品を公募、優秀な作品を学内選考し顕彰する。

 なお、2009年度事業計画案および予算案は来年5月の連合父母会役員会、全国父母会長会議にあらためて諮られ、決定することになる。

 役員会終了後、大学役員・役職者との懇談会が開催され、納谷廣美学長(父母会名誉会長)も出席し和やかに懇談した。

 懇談会の席上、東京都多摩地区父母会から教育振興協力資金に20万円の寄付の申し出があり、星野昌照会長から納谷学長に目録が手渡された。



父母会

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