明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第604号(2009年2月1日発行)
明治大学広報
第604号(2009年2月1日発行)
明大の国際化を考える
学長室主催講演会
明治大学広報TOPへ
 明治大学学長室は1月15日、講演会「国際化時代における魅力ある大学づくり」を駿河台校舎大学会館で開催した。

 今回の講演会は、急速なグローバル化や世界の大学間競争の中で明大がその存在をアピールしていくために、国際化の重要性とこれからの方向性について教職員が認識を共有することを目的として企画された。

 文部科学省を含む関係6省庁は「グローバル戦略」展開の一環として、2020年をめどに留学生受入れ30万人を目標とした「留学生30万人計画」の骨子を示している。その中には「大学等のグローバル化の推進〜魅力ある大学づくり〜」として、国際化の拠点となる30大学(グローバル30)を選定し、重点的に育成していくことが記載されている。

 講演会の冒頭、勝悦子国際交流担当副学長(政治経済学部教授)が明大における国際交流の現状を報告。これまで以上に戦略的な国際交流を推進していくために、国際戦略機構(仮称)の設置を検討していることなどが語られた。

 続いて、文部科学省留学生交流室の織田雄一氏が「留学生30万人計画と今後の取組」をテーマに、質の高い教育の推進により、グローバルな社会で活躍できる内外の人材を育成するための国の政策について紹介。その中で、明治大学校友会による留学生への緊急経済支援対策(一律3万円給付=関連記事1面)が高く評価された。

 最後に、横田雅弘国際日本学部教授が「留学生30万人時代の大学はいかにあるべきか」と題して、日本の魅力をアピールするカリキュラムの整備や留学生の負担を軽減する渡日前入学制度について説明。留学生をサポートする専門的な教職員の養成が必要であるとの問題提起もなされた。

 今後も学長室では、教職員に大学を取り巻く環境の変化について情報を提供する機会を設け、「世界に開かれた大学」を基本に据え、教育研究の国際化・高度化に全力をあげて取り組んでいく。

 (学長室)



学長室

前のページに戻る


文科省の織田氏が講演
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.