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明治大学広報
第607号(2009年5月1日発行)
2009年度予算について
「譲葉(ゆずりは)」
財務部長 小林 喜男
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 「譲葉」は、ユズリハ科で実は紫、葉の形が月桂樹に似ている常緑高木。若い葉が育ってから古い葉が落ちることから、己の代を次の代にゆずる親心を表す繁栄の象徴とされている。

 さて、2009年度予算の骨子は、本学が目指す方向として掲げている「世界に開かれた大学、“Open Minded University”」さらには「グローバル・コモン」を実現するため、制度改革の推進、グランドデザインの策定・推進、研究体制の整備、戦略的国際交流の推進、大学院の充実、教育体制の整備、学生生活支援の充実、戦略的広報の展開、大学の社会貢献などの実施に焦点を当てている。

 特に戦略的国際交流の推進では、文部科学省ほか関係省庁が国際化の拠点となる30大学を選定する「グローバル30」への対応をはじめ、国際戦略機構の設置、協定校政策、留学生増大と支援体制の強化などに必要な予算措置を図っている。

 また、財務計画では、第2号基本金に黒川新農場(仮称)、和泉キャンパス新図書館(仮称)、生田第二校舎D館(仮称)、中野キャンパス、駿河台C地区の建設資金を組入している。一方、グランドデザインの策定に係る重点的キャンパス施設整備計画は、本学の中長期計画とともに財政および人事計画をも視野に多角的な検討を進めたい。

 各キャンパスのグランドデザインに基づいた施設計画および諸施策を推進するには、関係各位のご理解とご協力が必要である。英知の結集から、明治大学のさらなる発展を目指し、教育・研究環境を整備・充実しながらも次世代への負担を緩和しつつ、繁栄できる確かなものを残していくことが、財政に携わる者の責務であると思っている。



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