明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科（刈屋武昭研究科長）は、２００８年度に（財）大学基準協会（納谷廣美会長）が実施する認証評価を申請していたが、３月１２日付けで「経営系専門職大学院基準に適合していると認定する」との通知を受けた。認定期間は１４年３月末日まで。

　認証評価は、昨年４月に提出した評価資料の書面評価が行われ、同年１０月の２日間の実地視察を経て、今回の評価結果の通知となった。

　この評価は、グローバル・ビジネス研究科の質の良さが認められた結果である。総評の「先進性と総合性と実践性を標榜するカリキュラムを構成し、さまざまなバックグランドを持つ学生が必要な知識・能力を身につけられるよう１５０科目にわたる開講科目を設定した試みは高く評価できる」「設置から５年間、ビジネススクールを取り巻く環境の変化のなかで、教育の質の担保に教職員が一丸となって努力し、その成果がある程度達成されていることも評価できる」との内容からも明らかであろう。

　みずほ証券指定寄附による本研究科独自の奨学金制度も長所とされ、ランチョンセミナー、個別指導など学生への丁寧な対応、ケーススタディやワークショップでの議論などによる実践的な授業も評価されている。

　本研究科では、「専攻の魅力・規模をさらに拡大するためには、先行投資が必須であり、大学当局との協力体制をさらに密にすることが望まれる」との指摘をも踏まえ、一層努力していく所存である。

（グローバル・ビジネス研究科）



グローバル・ビジネス研究科

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