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明治大学広報
第610号(2009年8月1日発行)
司書・司書教諭課程10周年
明大図書館情報学研究会も設立
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 明大司書・司書教諭課程の開設10周年記念行事、および同課程修了者や明大出身の図書館関係者の交流と研鑽を目的とした、明大図書館情報学研究会設立総会が6月20日、駿河台校舎リバティホールで開催された。

 式典冒頭、祝辞に立った納谷廣美学長は、同課程設立の経緯にも言及。図書館情報学研究会の発足にも、「図書館をめぐる諸問題をひとつずつ改善していくためにも、これからの歩みは非常に重要。ぜひ成功させてほしい」と期待を寄せた。

 続いて東京大学大学院教育学研究科の根本彰教授が、「図書館情報学教育と司書・司書教諭養成の課題」と題して記念講演。図書館情報学が今後どうあるべきか、要求される知識、整えるべき制度などを提案した。

 シンポジウム「図書館をめぐる諸課題・明治大学出身の司書・司書教諭による討論」は、齋藤泰則文学部教授によるコーディネートのもと、東京学芸大学附属図書館・堀池尚明氏、岡山県立図書館・佐藤賢二氏、明治大学付属明治高等学校・中学校・江竜珠緒氏、明治大学文学部・青柳英治専任講師の4氏がパネリストとして登壇。現状や課題、今後の可能性などについて報告を行った。

 同課程は2000年の開設以来、約800人の司書・500人を超える司書教諭課程修了者を輩出。05年には社会人を対象とした司書講習をスタート、09年度からは、eラーニングを利用したメディア授業の導入なども始まっている。

 明大資格課程委員長の伊藤光副学長(教務担当兼教務部長)は、「今後も多くの司書を育て、全国どこでも学生が図書館を有効活用できる社会となるよう、一層発展を促したい」としている。



資格課程

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10周年を祝う伊藤委員長

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