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明治大学広報
第611号(2009年9月1日発行)
より良い教育研究環境づくりへ
理事長 長堀 守弘
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 21世紀の国際化時代を迎え、大学にも多種多様の異なるベクトルが生まれてきていますが、3年連続で受験者数が10万人を超えた状況などから、本学は競争力あるトップ・ユニバーシティに近づいていることは間違いないと確信しています。

 2年後の2011年に本学は創立130周年を迎えます。これは極めて重要な1年です。「権利自由」「独立自治」の建学の精神を基盤に、21世紀型の大学として、日本でどのような地位を占めていくのか。さらにはアジア、世界での立ち位置を追求していくための基点の年となるでしょう。

 今回、本学は「グローバル30」に採択されました。これは、773ある日本の大学のなかで13大学のみの採択ですから、まさに一流中の一流の大学という国の期待が大きく込められています。反面、我々の責任も非常に重いものがあります。

 法人の代表として、この責任を果たすに当たり、学生が満足して勉学できる環境づくりが必要ではないかと考えます。そのため、130周年記念施設として中野キャンパスと駿河台C地区(11号館)、和泉図書館、生田研究実験棟ならびに黒川農場の5施設の開発計画を推進しています。

 大学の環境をより良い方向に改善していく必要性を、代議員はじめ校友の皆さまには、ぜひともご理解いただきたく存じます。今後も挑戦を続ける本学の姿は、ほんの10年前とはまったく異なります。大学を取り巻く環境は、それほど劇的な変化を遂げているのです。

 結びにあたり、代議員をはじめ校友の皆さまのご健勝とご多幸を祈念し、引き続き大学経営に対してのご理解と、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願いして、私のあいさつといたします。



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