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明治大学広報
第611号(2009年9月1日発行)
新領域創造専攻の現状と博士後期課程の設置
理工学研究科新領域創造専攻主任 北野 大
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 新領域創造専攻は理工学研究科の6つ目の専攻として2008年4月に、安全学系・ディジタルコンテンツ系・数理ビジネス系の3つの系から成る修士課程が開設されました。その目的は文理融合・領域横断型の新しい学問体系、技術体系を目指すことにあります。

 開設以来、順調にその目的を達成しつつあります。在学者や入学予定者には、明治大学の理系や文系出身者ばかりではなく、他の大学の理系、芸術系、美術系等の出身者も多数おります。

 社会人に門戸を開くという面では、企業の研究開発者や新聞社の方などが、社会人学生として仕事をしながら、学業・研究に励んでいます。さらには、より広く社会人に学んでいただくため、今年度は3つの講義科目を寄附講座という形で公開し、多くの経験と専門性をもった社会人と一緒に学ぶことで、レベルの高い講義とディスカッションが行われました。これは本専攻の学生にも良い影響を与えています。

 これらの成果の反映として、就職状況も良好で従来の製造業ばかりでなく、専門研究機関、大手新聞社などに内定しております。また数理ビジネス系の学生にはアクチュアリー(保険数理士)を目指す者がおり、順調に進んでいます。

 本年5月には新領域創造専攻に猿楽町校舎が開設され、学生の居室のほか、映像や音響スタジオなどが完備されました。

 来年度には博士前期課程への課程変更と博士後期課程も開設され、内部進学者、社会人を含め、すでに数人の入学者が決まっています。これによりさらに新領域創造専攻設立の目的達成に拍車がかかると信じています。

(理工学部教授)



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