2010年度入試に向けた明治大学オープンキャンパスが、今年も各校舎で盛大に行なわれた。 駿河台校舎では8月6〜7日に1万8362人、25〜26日に1万5050人の受験生・高校生らが来校、明大での学びや学生生活を模擬体験した。例年、この時期の開催は1万人を超える参加者で混雑するため、昨年度から4日間の日程に変更されたが、今年も計4日で3万3412人を集める盛況となった。 また、和泉校舎では9月26日の開催となり、こちらは2741人が参加した。 催しの一例として、商学部では、特別テーマ実践科目「明大商学部の広報戦略─企画・実践─」(小川智由教授)の一環として、学生が企画・製作した冊子『商学部の現場』を配布するなど、実践型授業の成果を高校生らにアピールした。 また、外国語教育に特に力を入れている国際日本学部のガイダンスには、女子を中心に多くの生徒らが詰めかけ、会場に入りきれないほどの大盛況となった。 生田校舎でのオープンキャンパスは8月4日、22日に行われ、それぞれ4645人、5331人の来場者を集めた。 参加者らは、各研究室を紹介するラボツアーなどで先端研究の現場を興味深く見学。農学部生命科学科のガイダンスでは立ち見も出るなど、昨今の農学への関心の高まりをうかがわせた。ツアーに参加した農芸化学科志望の高校2年生女子は、「思っていたよりずっと高度な研究内容に驚いた。将来は化粧品関係に進みたいが、とても参考になった」と意欲的だった。 明大は、関東・東海・関西の高校3年生を対象に調査した「高校生に聞いた大学ブランドランキング2009」(7月23日(株)リクルート調べ、有効回答数約1万人)において、関東エリアの志願度ランキングで早稲田大を抜き1位になるなど、高校生からの注目度が高まっている。今夏のオープンキャンパスも、こうした状況を表すような熱気に包まれていた。 明治大学入試情報 前のページに戻る