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明治大学広報
第613号(2009年11月1日発行)
特集 2009夏の成果報告
理工学部夏休み科学教室
作って遊べるロボット作り
大学院理工学研究科博士前期課程1年 黒田 聖弥
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 私が担当したのは「ロボットを作ろう」というコーナーです。移動ロボット「かぶ君」は、前方と下部に取り付けられたマイクロスイッチにより、前方に物が当たったり床から落ちそうな状態を検知して、障害物を避けたり床から落ちずに移動し続けるロボットで、てんとう虫のような形をしています。また、障害物を押し出す「相撲モード」にすることも出来ます。  

 かぶ君を動かしながらの仕組みの説明では、やはり動くものは面白いと感じてくれるのでしょうか、机から身を乗り出してくるほど興味津津に聞いてくれる子がいました。組み立てには、手伝おうとすると怒ったりする子が多く、自分で組み立てたい気持ちが強いようでした。また、保護者の方も子供と一緒に悩んだりアドバイスしたりと、和やかな雰囲気で行うことが出来ました。途中動かないものが出てきてしまいましたが、学生達のサポートにより最終的に全てのロボットを元気に走らせる事ができました。そして完成後は子供たち同士集まってロボット相撲で盛り上がり、終了時間後もしばらく遊び続けるほど楽しんでもらえ、とてもやりがいを感じることが出来ました。さらにこの企画を通して、子供を相手にするには、興味を引く説明の工夫や各部品への安全性等、普段より一層細かい注意を払う必要があることを学び、さらに、一台一台確実に動作する信頼性を保証できる作りにすることの難しさも学ぶことが出来たと思います。

理工学部夏休み科学教室
体験・体感 自然科学の不思議さ、もの作りの面白さ

 理工学部夏休み科学教室は、地域社会との交流の一環として毎年生田校舎周辺地域の子どもたちの参加を募り、実験・工作を通じて自然科学の不思議さ、ものづくりの面白さを体験してもらおうと実施しているもの。指導は理工学部の教員・大学院生らが担当する。本年度は8月20日に開催され、「モーターを作ろう」、「太陽電池で動くラジオ」など13テーマ、小学校1年生〜高校3年生、保護者同伴可で319人を募集した。




理工学部夏休み科学教室

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