明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第614号(2009年12月1日発行)
明治大学広報
第614号(2009年12月1日発行)
「大学生×商店街」の地域連携
農学部生ら登戸東通り商店街活性化で協働
明治大学広報TOPへ
 農学部生を中心に約70人の明大生が10月31日、登戸東通り商店街(川崎市多摩区)主催の第34回「のぼりとわくわくナイトバザール」の運営・出店で協働し、地元商店街の活性化を通じた地域連携活動を行った。

 これは、地域活性化問題に関心を持つ農学部本所靖博ゼミの3年生3人が、2008年夏季に行ったアンケート調査結果(神奈川県商店街連合会と共同実施)をもとに、商店街側に提案を行ったことで具体化したもの。

 本年4月には、神奈川県の09年度商店街競争力強化支援事業「大学生と商店街の協働による『個を強くする』地域連携(地域共生)システムの構築事業」として認定され、地元NPO法人とも連携し、実質的な取り組みとしてスタート。4月より年4回行われた各ナイトバザールで、企画から当日の運営まで、本所ゼミの3年生12人を中心に、農学部生やサークルの学生ら述べ100人が協働・参画してきた。

 10月31日のナイトバザールでは本所ゼミ24人、学生有志グループ「41-Products」10人、その他学生有志11人、体同連テコンドー部員20数人が参加・出店。農学部農場産の農産物販売や、地元農産物を活用した「多摩カレー」「多摩ドーナツ」、射的露店などでイベントを盛り上げた。

 事業に参画した本所ゼミの大船渉さん(農3)は、「大学内では知り得ない地域社会を実体験できた。今後は地場産品の発掘や開発などで、登戸の地域ブランド確立を進めていけたら」とやりがいを語った。同商店街役員から「イベントへの参加団体や来場者が明らかに増えた」との声も寄せられ、明大発「大学生×商店街」の地域連携は着実な成果を結んでいる。

 登戸東通り商店会は旧津久井道沿いにあり、100年を超える店舗をも有する長い歴史を持つ商店街であるが、来街者は減少傾向にあった。



前のページに戻る


地産地消の多摩カレーは完売

ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.