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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
年頭所感
創立130周年に向けて
理事長 長堀 守弘
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 新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

 旧年中にさまざまな機会で表明してまいりましたが、2011年に本学は創立130周年の節目の年を迎えます。本年3月で、本学の卒業生は50万人を超えます。全関係者の叡智と不断の努力により、我が明治大学はあらゆる土壌に深く根を下ろしてまいりました。皆さま方の温かいご支援により、近年の本学の改革が大きく後押しされていることは、言うまでもありません。

 2009年は国際化拠点整備事業(グローバル30)の採択や、「東京国際まんが図書館(仮称)」構想のメディア発表など、本学の新たな特色を掲げることができました。さらには、「大学志願度ランキング」では、本学が見事に第一位に輝きました。     

 アカデミズムという歴史と伝統を踏まえつつ、21世紀型の新しい知的創造生産を発信しながら国内外で共生していくことが、本学のいま置かれた使命のひとつであります。そのために建学の精神である「権利自由」「独立自治」を基盤とした、心身ともに正義と公正、公平を身につけた『人財』が求められております。さらには、今まで以上に世界発信を進め、国際的に活躍できる高度な人財を養成してまいりたいと考えております。

 そのためにも、教育研究施設のさらなる充実が必要となってまいります。現在、130周年記念施設として、中野キャンパス、駿河台C地区、和泉図書館、生田研究実験棟ならびに黒川農場の5施設をはじめとした開発を推進しております。     
    
 教育力・研究力は学力の社会的保証の基礎であり、ことに学士課程教育にとりましては重要であります。生涯で最も大切な青春時代を謳歌できる自由闊達な明るくて健全なキャンパス作り、社会規範である普遍的な判断力をともなった人財育成をすることが、私たち大学関係者の役割だと考えております。

 本学は着実に一歩一歩前に進んでいることは間違いありません。本年も引き続き躍進を遂げていくためにも、皆さまからのさらなる温かいご支援・ご指導を賜りたいと存じます。

  結びとなりますが、本年も皆さまがご健康、ご多幸でありますよう心よりお祈りいたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。



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