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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
年頭所感
「躍進する明治」
学長 納谷 廣美
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 謹賀新年

 新しい年を迎え、皆さまのご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

 私は、2008年4月から学長職二期目に入り、「世界に開かれた大学」を教学政策の基本に据えて大学の改革・運営にあたり、今日に至っています。この間、2008年度文部科学省グローバルCOEプログラムの「数学、物理学、地球科学」の分野で、本学のプログラム「現象数理学の形成と発展」が私学では唯一採択されました。     

 これに引き続く快挙として、昨年は文部科学省国際化拠点整備事業(グローバル30)に、本学の「グローバルコモン・プログラム」が採択されました。このプログラムは、「日本を学ぶなら明治!」というキャッチフレーズのもと、世界中の人びとが本学に集う「知のグローバルコモン」の確立を目指しています。本事業は5年間にわたって実施されることになっていますが、その完成時には留学生を1600人(現在の約二倍)迎え入れる計画になっています(なお、2020年度までに4000人の留学生を受け入れて、1500人の学生を世界に送り出すことも、あわせて本学の将来的な計画として掲げています)。

 本学が世界のトップスクールに躍進するためには、どうしても乗り越えなければならない「壁」のひとつといえると思います。学長としては、全力をあげて本事業の達成に取り組む所存です。     
    
 ところで、今わが国では、高等(大学)教育をめぐって多種多様な視点で論議が展開されています。各大学は、再び、生き残りをかけて新たな厳しい競争に入ることになるものと予測されます。これまで本学が展開してきた国際化環境の整備、新学部・新研究科などの開設、さらには教育改革プログラム(GP)、大型研究プログラム、地域社会との連携・貢献プログラムの拡充など「時代の動き」を視野に入れた諸改革を今年も強力に推進して、「大学志願度ランキング第一位」との評価を不動なものにしたいと願っています。

 今年も昨年に引き続いて、皆さまのご理解とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。



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