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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
教養デザイン研究科博士後期課程開設記念シンポジウム
「東アジア平和環境圏」を提唱
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 明治大学大学院教養デザイン研究科は、2010年4月の博士後期課程開設に向けた記念シンポジウム「『東アジア平和環境圏』の構築を目指して」を2009年11月21日、駿河台校舎リバティタワーで開催した。

 「東アジア平和環境圏」は、東アジア諸国ならびにそこに集う人々の間に、平和と環境問題に関する共通認識を醸成し、“平和環境”を維持、発展させた空間(=圏)を提唱するもの。

 同シンポジウムには納谷廣美学長、吉村武彦大学院長も臨席、100人以上の聴衆が参加した。鳥居高教授・教養デザイン研究科の司会のもと、記念講演では、元衆議院議員で元滋賀県知事の武村正義氏が、琵琶湖における赤潮の発生を契機とする環境問題への取り組みや、中国の砂漠化対策と緑化について語ったほか、東京大学特任教授の米本昌平氏が基調講演を行い、「国際会議の場で環境問題を論じ、国際紛争安定への端緒とすべき」と提案した。

 続いて、米本氏、森永由紀教授・教養デザイン研究科をコメンテーターとしてパネルディスカッションも行われ、延辺大学(中国)・朱衛紅教授、モンゴル国気象水文研究所・D.ジュグデル博士、三重大学・朴恵淑教授、東京大学・大久保彩子特任研究員、総合地球環境学研究所・白岩孝行准教授が登壇。東アジア諸国間で環境問題に関する情報の共有、共通認識醸成の必要性が述べられ、本シンポジウムを機に、明大が東アジアの環境問題への国際協働研究の拠点となるべく期待が寄せられた。



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東アジアの平和環境について白熱した議論を展開

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