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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
2010新春座談会
明治大学の国際戦略
―「世界に開かれた大学」への飛躍―
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 グローバリゼーションの急速な進展により「国家」の位置づけも変わりつつあるなか、日本の大学のあり方も変化が求められ、国際的視野で物事を考え、世界で活躍できる人材の育成が急務とされている。明治大学では、国際社会で通用するトップスクールを目指し、教育・研究の変革を推進している。今後、明治大学の国際戦略はどのように展開されるのか。長堀守弘理事長、納谷廣美学長、勝悦子副学長(国際交流担当)に語っていただいた。

はじめに

 米山(司会) 納谷学長は、任期1期目に「外部評価に耐えうる大学」という方針のもと、多様な教学改革を推進されました。この成果が、研究面では2008年度の「グローバルCOE」採択などに結実しています。現在の2期目では「世界に開かれた大学」の学長方針のもと、教育・研究の国際化を標榜し、昨年「グローバル30」に初年度採択されたのは記憶に新しいところです。まずはこの6年間を振り返り、これまでの方向性の成果も含めてご紹介ください。

 納谷 私の学長としての1期目は2004年からの4年間です。大学が社会でどういった役割を果たしているかと考えたとき、明治の従来の展開は内向きの感があったので、社会と大学を連携づけて教育・研究を変える目線で改革を進めました。制度改革など、理事会をはじめ関係各位にご協力いただき、結果的に社会の新しいニーズに合わせた教育改革を実現でき、研究面も多少踏み込んだ部分まで進んだと思います。2008年より2期目に入り、研究もさらに高度化して教育と連携させるため、明治大学は国際的な視野で今後どう展開していくのか改めて見直す必要があると思い至りました。そうした考えから、「世界に開かれた大学」というキャッチフレーズで、政策を展開しているところです。
 2008年の「グローバルCOE」採択で、研究の方もある程度目鼻が付いたわけです。これを梃子(てこ)に、国際的な研究教育機関として世界のトップと伍していくため、さらなる大学改革をやらせていただきました。その結果、本学が「グローバル30」初年度採択13校のひとつになったことを大変嬉しく思います。

 長堀 全国773大学の中から「グローバル30」の初年度13大学に明治大学が選ばれたのは、非常に画期的でした。歴史的な転換点と言えます。納谷学長の先見性と決断により、グローバルスタンダードに沿って教学のビジョンが展開できるようになったことは、明治にとっても大変化でしょう。

  明治大学の国際化がここ数年でこれだけ進んだのは、理事会と教学が国際化に対して深い理解を共有していたからだと強く感じます。「グローバル30」の13大学に選ばれたことも非常に喜ばしいことです。ただ、これは目的ではなく、これからが新たな始まりだと認識しています。2010年度は国の予算の関係で、新たな採択はないと見られる中、初年度採択を受けた明治では、一層国際化が進むだろうと強く感じています。

海外進出・海外展開への国際戦略

◆海外拠点と海外在住校友の連携

 米山 「グローバル30」に採択された明治大学の具体的な取り組み、「グローバルコモン・プログラム」の推進に当たって、海外での拠点整備などが急がれますね。

 長堀 世界の流れを見るに、50年後、100年後を考えた場合、東アジアとアメリカとヨーロッパの3極構造は続くと思います。特に中国とアメリカが、環太平洋でどんなパワーバランスになっていくのか。その中で日本は、地政学的にキャスティング・ボートを握っていけるのではないでしょうか。そうすると、東京と北京、ソウル、上海、そして東南アジアの大都市を、戦略的にどう結びつけていくかが重要になってくるでしょう。

  明治大学の拠点整備は、マレーシアから始まりました。マレーシア工科大学内へのサテライトオフィス設置は、研究・知財戦略機構のプロジェクトの一環としてスタートしましたが、国際化推進に当たって、このような拠点の設置は重要だと認識しています。
 拠点の設置は、学術交流・学生交流に加え、特に現地在住の校友(=卒業生)の皆さまとのコミュニケーションをさらに緊密にする意味で、紫紺会などの活動にも非常に大きな効果があると思います。こうしたことは、今後の明治大学の国際化にとって、とても重要なステップだと捉えています。

 米山 国際的な共同研究などを進める上では、大学だけでなく、校友の存在が重要な役割を担います。マレーシア紫紺会ができたことで、マレーシアでの共同研究にさまざまなお力添えをいただいています。もちろん、校友会も海外で活発な活動を行っていますね。

 長堀 家族連れの駐在員が5〜6人以上いる海外の都市に、明治大学紫紺会が何ヵ所あるかリサーチし、校友会の支部に組み込んでいくような構想もいいんじゃないかと思うんです。50〜60程度の支部がすぐに立ち上がるでしょう。地域的には、アメリカと東南アジアが多くなると思います。

 納谷 明治の校友は世界の多くの場所で活躍されていますが、これまで、大学がその方々を結びつける努力が足りなかったと感じます。大学で仕組みをつくれば、多くの校友の皆さんが集まってくださるでしょう。
 いまマレーシアでは、研究・知財戦略機構やガバナンス研究科を中心に、皆さん一生懸命やってくださっています。中邨章先生(前副学長兼大学院長、政治経済学部教授)はマレーシア国王からの叙勲を受けておられますが、マレーシア政府の要人育成に明治が貢献したと認められるほどの働きをしているからです。さらに、経営学研究科とマレーシア工科大学BATCとのダブルディグリー・プログラムのような新しい取り組みも始まり、意識的に行ってきた積み重ねが、実を結んでいます。

  さまざまな繋がりで大学の国際化は推進されますが、校友の方々の貢献は、中でも大きいと感じます。国際的に活躍されている校友の方々とお会いする中で、例えば、日米学生会議の立ち上げに明治大学が大きく関わっていたとか、日米学生会議の理事やアメリカの米州開発銀行シニアオフィサーにも、明治出身者がいらっしゃることなどが分かりました。
 歴史的に見て、明治は非常に国際化が進んでいた大学だったことも知りました。特に戦前には、台湾や韓国から非常に優秀な留学生が来ていた事実もあります。もともと国際化の機運の高い大学であることを、もっとアピールしなくてはと感じています。

 長堀 アメリカのコロンビア大学との協定などは、明治時代に結んでいるんですよね。おそらく、当時の日本の大学では、グローバリゼーションの最先端を進んでいたのではないでしょうか。いつしか、それがドメスティックになっていったのは、何か少し違っていたなという印象ですね。

 納谷 我々の方で、もう少しお声がけをしていれば、国際社会で活躍していた皆さんが明治とつながっていたのかもしれません。「グローバル30」採択をきっかけに、国際交流の歴史をもう一度見直せば、明治はもっとやれたんだ、事実やってきたこともあるし、さらにこれからもやれるんじゃないかとの機運が盛り上がるでしょう。

 米山 今年で累計50万人となる校友の方々との協力体制を一層強化できれば、国際戦略の推進に際して大変な強みとなりますね。

◆中国との関わり

 米山 マレーシアに続いて、最近は中国でも拠点整備を目指す取り組みがある中で、納谷学長は昨年11月初め、国際的な学術会議である北京フォーラムで講演され、あわせて北京大学との連携強化を図られたとうかがっています。

 納谷 第六回北京フォーラムは「文明との調和、及び全人類の繁栄─危機を乗り越え、調和ある未来へ」をテーマに開催され、明治大学の学長として「時代の変化と教育」と題したスピーチを行いました。この機に、北京大学の周其鳳学長らとも個別にお会いし、今後の交流に向けて親しく懇談しました。北京大学は、国際日本学部を中心としたクールジャパン科目群の取り組みなどに興味を抱いており、明治と強い関係を持ってみたいと言われました。
 懇談の中で、北京大学も日本でサテライトオフィスを設ければと提案したんです。明治は東京の中心にあるから、助け合ってお互いの拠点づくりで協力できればと。北京大学がそのつもりなら、明治大学も協力できる部分があると告げると、彼らも喜んでいました。今後、明治としても、しっかり準備しなくてはと思っています。

明治大学の国際化への諸施策

◆国際連携機構が発足

 米山 昨年発足した国際連携機構は、今後、非常に重要な組織となるでしょう。同機構の運用について、その構想などを国際連携本部長でもある勝副学長からご紹介いただければと思います。

  国際連携機構は2009年10月に立ち上がり、国際化のさらなる進展が予想される中で、国際連携本部、日本語教育センター、国際教育センターともども、広く各学部・研究科のさまざまな先生方にご協力いただく体制ができ上がりました。もちろん、国際連携部職員の方々には仕事が増えご迷惑をかけていますが、いろいろな意味で強くバックアップしていただいています。各学部・研究科との連携をさらに強め、「オール明治」として一体となって進めていくのが最も重要と考えています。その過程で、国際化の理念を明治大学全体として共有していくことが非常に重要だと思っています。

 米山 「グローバルコモン・プログラム」では、2013年度までに、どの程度の留学生受け入れが目標ですか。

 納谷 「グローバル30」の支援期間、5年間の終了時点で1600人ということです。

  留学生受け入れとともに、英語コースで外国人教員を積極的に採用していきます。このことも、教育面と研究面で大きな刺激になると期待しています。市川宏雄専門職大学院長が昨年11月、アメリカ・コロンビア大学や、アメリカの有力大学を訪れましたが、このことについて広報したともうかがっています。
 機構教員としては、国際戦略などを専門的に担当する教員4人を4月から採用していただきますので、国際的な戦略リサーチの強化、中国向け戦略の構築、日本語教育拡充などが期待できます。大きな枠組みとして国際連携機構を立ち上げていただきましたが、人的リソースの確保が重要になると思います。

 長堀 例えば、東京所在の在日公館の大使、公使または参事官・商務官の方々をお招きし、経済・生産と流通、エネルギーや医療問題などさまざまな分野で、学問的な展開も期待できるでしょう。東京にいる駐日公官の方々は、いずれ本国の外務次官や外務大臣になる方々です。「日本にいたとき明治で教えたことがある」といった関係を築いておくことは、まさに「グローバルコモン・プログラム」の側面的な支援になるのではと、胸を膨らませています。そのためにも明治大学の立地、地の利を活用しない手はないでしょう。

  アフリカ大使による定期的な講座も行われていますね。昨年11月18日には、EU主催の講演会を明治大学で開催し、同様に12月3日にはエラスムス・ムンドゥス(EUによる国際交流プログラム)のカンファレンスも実施しています。各国在日大使館公官との関係も緊密の度を増していて、チュニジア大使からは柔道を通じたさらなる交流の打診が届くなど、学術のみならず、文化、スポーツ面での連携の可能性も、今後ますます大きくなるのではと考えています。

◆留学促進共同プラットフォーム

 米山 明治の取り組みでは、「留学促進共同プラットフォーム」を構築する構想ですが、これはどのような形で推進されるのですか。

  「グローバルコモン・プログラム」では、国際日本学部の横田雅弘教授を中心に、財団法人アジア学生文化協会、株式会社JTB法人東京、株式会社ベネッセコーポレーションなどと協力して、海外での留学生獲得の取り組みを積極化していくことを検討しています。また、教務部が主体になると思いますが、例えば、海外での募集方法を含め留学生入試のあり方も考えていく必要があるでしょう。ポータルサイトを活用して、さらに多くの受験生を集める仕組みづくりなど、ベネッセさんを中心に行っていますが、日本の大学でスタンダードとなり得るプラットフォームが構築できるよう、他機関と協力・連携して推進しているところです。

 納谷 大学の国際化を図るに当たって、一大学のみで取り組む時代は終わったと言えるでしょう。国の政策だけに頼るわけにもいかず、官から民へ事業が移っていく大きな時代の流れの中で、拠点づくりひとつにしても、明治大学が中心となって、民間企業やすでにネットワークを持つ人たちの力を借りながら、大学の持つノウハウと融合させて、プラットフォームを構築したいという発想です。我々の「グローバルコモン・プログラム」も、ここに新規性を認められた経緯があります。明治が試行錯誤して、ひとつの型(プロセス・システム)をつくることで、他の大学人たちもそのネットワークの中に入って、同じ流れで展開できる。そうした呼び水とすべく、明治大学の取り組みが始まったということです。

国際的研究の育成、強化、支援の取り組み

◆明治大学の「知」を世界へ発信

 米山 近年「クールジャパン」という言葉に代表される日本のサブカルチャーが、世界的に注目されています。サブカルチャーというと内容的に偏りがちですが、日本古来の伝統的な建築技術や食文化なども含め、広い意味での文化を海外へ発信することが大事です。  明治大学では、まんがとサブカルチャーを専門とした「米沢嘉博記念図書館」を昨年10月31日に開館し、将来的には「東京国際まんが図書館(仮称)」を設立する構想ですが、これは、文字通り世界から注目されるプロジェクトです。明治に埋もれているこうした「知」をさらに海外へ発信するため、「日本知的資源の世界発信プロジェクト」として、特に文系の論文のうち海外でも有用なものを英訳して世界へ発信し、明治大学の海外プレゼンスを強化する取り組みもスタートしています。

 長堀 私の方で確認したところ、適合する論文が2009年度はトータルで18件あるそうです。これらを英文化して明治から世界に発信すべく、理事会でも支援させていただきました。先生方一人ひとりが世界に向け、自信を持って研究成果を発表していただきたいですね。

 納谷 大学側のそうした後押しがあると、先生方の士気も一層高まります。今後は外へ、世界へ出ていかなければならない。明治大学のホームページひとつとっても、これからは外国語サイトを充実させなければなりません。まず、明治が持っているものを表に出していけば、おのずと大学の評価は上がっていく。その意味で、広報にも期待する部分が大きいですね。

 米山 いままで明治大学の「知」がなかなか見えづらかった。これを国内だけでなく、世界にも見える形で進めていくことが、明治大学をよく理解してもらうための国際戦略となっていくでしょう。
 そのための前提として、研究の強化・支援も重要です。世界におけるトップスクールを目指すには、世界レベルの研究を育てねばなりません。その意味では、研究・知財戦略機構の「研究クラスター」などの展開を、さらに深化できればと感じています。

 納谷 明治大学の「現象数理学の形成と発展」(拠点リーダー=三村昌泰理工学部教授)が、数学分野で「グローバルCOE」に採択されたのは、その前身となるGPを数学科の先生方のご尽力によって、より大きな研究へ発展させたことが大きかったのです。こうした積み重ねが、さらなるプロジェクトの誕生には必須です。現在、明治大学で推進している大型研究も、このテーマなら関心が持てるといった、第三者による外部評価を経た上で、学内の研究・知財戦略機構で改めて審査し、ゴーサインを出す仕組みです。これらを「研究クラスター」まで育て上げるべくサポートを行っています。
 今後は理事会から研究・知財戦略機構向けに、萌芽研究を支援する継続的な予算支援もいただけることになりました。先生方も野心的な研究に取り組み、さらなる外部資金を獲得することで、より大きなプロジェクトへと独立させるサイクルが確立しつつあります。長嶋比呂志先生(社会連携促進知財本部長、農学部教授)の研究が昨年、「明治大学バイオリソース研究国際クラスター」として採択されましたが、ほかにもGPや科研費の大型研究が、クラスターを目指して動いています。「明治大学研究年報」も発刊し、明治でどういった研究が行われているのか、さらに紹介しやすくなりました。これから明治大学は外向けに伸びていきます。

 長堀 新春の放談というわけではないのですが、明治大学からノーベル賞、ぜひとも実現しましょうよ。連合駿台会では、そのためのファンドを立ち上げたいというお話もあります。

 納谷 夢を語って、そこへ敢然とチャレンジしていくのが明治ですよね。学生たちにも、ぜひそうした明治のDNAを伝え、受け継いでいってもらいたいですね。

  研究が一層充実すれば、国際的な論文の引用件数が増加し、また研究科を中心に学生・教員交流も活発化するでしょう。今年の目標のひとつとして、世界の大学ランキングに明治がくい込めるよう働きかけたいと思っています。

 米山 先生方の研究への意識も随分変化しまして、科研費の出願数も非常に増えました。外部資金も意欲的に獲得し、文部科学省の大型研究も10件以上動いています。「グローバルCOE」への採択が大きな刺激となって、明治大学の研究全体が良い循環で巡っています。

明治大学のさらなる国際化に向けて

 米山 明治大学では、英語での専門教育がこれまで遅れていましたが、「グローバル30」採択によって英語コースも設置され、いよいよ国際的な人材育成が可能になってきました。明治が国際性をも備えたことで、今後、真に総合的な人材を一層多く輩出できるでしょう。
 学長方針にもとづく6年間の改革によって、明治大学の国際化も進んできました。教育・研究も非常に発展してきました。そうした結果が、関東エリアの高校生の大学志願度ランキング1位(2009年7月23日リクルート調べ、有効回答数約1万人)、全国志望大学ランキング1位(同11月30日付け日本経済新聞、有効回答数約1600人)といった評価に繋がっています。また、入学試験の志願者数が3年連続10万人を超えていることは、明治大学が現代社会の要請に応え、マッチして変わってきた表れとも言えるでしょう。今後さらに、どのように大学を発展させていくのか、新春の抱負を皆さまからうかがいたいと思います。

 納谷 いま、明治で学ぶ学生たちが10年後、20年後に実社会で活躍するときは、さらに時代が変わっています。そうしたことをにらんで、日本の誇る文化、社会活動を世界に発信できる人材を養成していきたいですね。理事者はもちろん、教職員・校友・父母と、大学全体で一生懸命やっていく姿勢が、明治の強みです。この勢いを維持して、今後も頑張っていきたいというのが今年の抱負です。

 長堀 世界を舞台に男性も女性も対等に社会貢献できるのが、真の国際化だと思います。まさに現在は歴史的な転換期ですが、この実現には、20年間ぐらいの超長期間が必要でしょう。本学が2011年の130周年を経て、150周年には「世界に冠たる明治大学」を名実ともに成し遂げることこそ、私たちの最大の望みです。
 創立130周年という、明治大学のひとつのスタートラインにともに立てるということは、同時代人として非常に幸運だと感じています。記念すべき節目があることに感謝しつつ、さらなる飛躍に向けて努力したいと思います。

  これまで学長、理事長とともに国際化の仕事をやらせていただき、国際社会の中で大学しか果たしえない役割があることも強く実感しています。大学が果たす国際貢献という意味からも、世界の中で明治大学が果たす役割を意識して、今後とも尽力していきたいと思います。

 米山 創立130周年の事業も、国際戦略の一環を担うものとなるでしょう。明治大学は4、5年前まで、研究と国際交流の分野で立ち遅れていました。今や世界的な研究もあり、海外協定校も107校まで増えました。これは学長、理事長はじめ皆さまのお力添えがあってこそと、喜んでいます。
 今後も教学と法人が一体となり、明治大学の一層の発展に努めることをお願いしまして、新春の座談をお開きといたします。誠にありがとうございました。(了)

■出席者

 長堀 守弘
 (ながほり・もりひろ)
 明治大学理事長

 納谷 廣美
 (なや・ひろみ)
 明治大学学長

 勝 悦子
 (かつ・えつこ)
 明治大学副学長(国際交流担当)
 グローバルコモン・プログラム構想責任者

 米山 勝美
 (よねやま・かつよし)
 『明治大学広報』編集委員長
 明治大学学務担当常勤理事



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積極的な意見交換を行った


長堀守弘理事長


納谷廣美学長


勝悦子副学長(国際交流担当)


米山勝美(明治大学広報)編集委員長、学務担当常務理事
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