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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
校友会特集
越中富山110年温故創新の第45回全国校友富山大会からエール
富山大会実行委員長 富山県支部長 松原吉隆
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 支部創立110年を迎える支部長として当初、全国大会の誘致は夢にも思いませんでしたが、母校愛・親睦に加え、新たに地域貢献を掲げ、支部をひとつにまとめて活性化し、110年の節目意義を共有しながら、「前へ!」と次なる未来に向けて、支部・地域を活性化すべく、課題は多いものの挑戦してみようと、腹をくくりました。

全国大会誘致を掲げて3年。2007年にパネルディスカッション「支部の軌跡」を開催し、大会実行委員会が発足。2008年には初の北陸3支部共同プレイベント「グローバル化時代の大学・企業・地域の戦略」政経フォーラムを開催しました。

 そして臨んだ2009年の第45回全国校友富山大会は国内外校友の皆さまのご支援のおかげで、約1300人のご登録参加を得て開催できました。

 支部としても、いくつもの収穫がありました。
 1つはこの不況下、地元から約450人の登録と予想を上回る広告・寄付があり、設営準備には若手校友の姿も見えるなど、老壮青、心をひとつに汗と知恵を出し、おもてなしできたこと。2つには行政からの国際大会認定(韓国支部参加)。3つには全国初の行政からの誘致補助活用。4つには多彩な観光コースを設定し、全県にわたる宿泊滞在回遊を促し、地域貢献したことです。

 結びに、第81回米アカデミー賞外国語映画賞受賞作「おくりびと」の滝田洋二郎監督を輩出した富山から、「おくりびと」ロケ地の次回山形大会の成功を祈念し、エールを「おくり」ます。



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