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明治大学広報
第616号(2010年2月1日発行)
第一回文学部読書感想文コンクールで100人を表彰
−明大文学部から新たな文化発信−
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記念すべき第一回目の受賞者たち

 明治大学文学部が主催する「第一回読書感想文コンクール」の表彰式が2009年12月19日、駿河台校舎リバティホールで開かれた。

 本コンクールは、文学部で何を学ぶかを伝え、広く関心を抱いてもらうべく、高校生と社会人を対象に募集。応募者は10冊の課題図書から任意の1冊について原稿用紙3枚で感想を綴った。

 最終的に771点の応募があり、高校生84人、社会人16人が受賞した。 表彰式では受賞者一人ひとりが、賞状と受賞感想文を一冊にまとめた書籍、『読むことの歓び』を受け取った。

 副選考委員長の立野正裕教授は、講評として「皆さんの感受性と思考が見事一致し、文学作品が出来上がった。読書から皆さんは人知れぬ感銘を受けたはず。そこから生まれた感想文で、我々もその感動を追体験できた。文学とは、作家の表現のみならず、感動が受け継がれていくことそのもの」と、100人を表彰できる喜びを語った。

 続いて、山泉進副学長(和泉キャンパス担当)が祝辞の中で、1904年から続く文学部の伝統と歴史を紹介したほか、合田正人教授が「読むことの賑わいと孤独、そして」と題し記念講演。課題図書に触れながら、通常の講義で話題にしていることなどを説明した。

 受賞者を代表して、今井美沙さん(高校生の部)は「今回コンクールに参加し、さまざまな本が与えてくれる感動を、自分の言葉で伝える難しさと喜びを味わった」と語り、本田稷さん(社会人の部)は「作品を5回読んで文章を作り、削りに削って3枚にまとめた。入賞できて本当に嬉しい」と喜びを語った。  

 林義勝文学部長は「受賞作はいずれも予想以上の内容で、大変喜んでいる。このコンクールを文学部のひとつの伝統として育てていきたい」と今後の抱負を語った。




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