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明治大学広報
第616号(2010年2月1日発行)
明大生、カダフィ氏と対話
−アジア初のサテライト対話集会が実現−
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 明治大学軍縮平和研究所(所長=福田邦夫商学部教授)は、アフリカ連合議長でリビアの最高指導者、カダフィ大佐とのサテライト対話集会を2009年12月15日、駿河台校舎アカデミーホールで主催した。同氏の対話集会はこれまで、ジョージタウン大、コロンビア大、ケンブリッジ大、オックスフォード大など、欧米の名門大学で開催されてきたが、アジアの大学での開催は明治大学が初めて。

 今回の対話集会は、在日リビア大使館から明大への提案で実現したもの。対話のテーマは「貧困をなくし、平和な世界を築くために私たちは、何をすることができるのか?─日本の役割、リビアの役割─」で、明大生や教職員のほか、アフリカ各国の大使館関係者や一般の参加もあり、およそ730人がカダフィ大佐の声に耳を傾けた。

 スクリーンを通じて大佐は、「アフリカは奴隷時代も植民地時代も、そして現在も外国企業に利用され、環境は破壊され、砂漠化が進む最低の状態」と嘆くとともに、日本の外交姿勢に苦言を呈した。参加の学生からは、アフリカの貧困を解消する方策や日本の政権交代への見解など、多くの質問がなされた。

 なお、対話集会の模様はすべて、リビア国営放送で現地でも生放送された。



明治大学軍縮平和研究所

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