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明治大学広報
第616号(2010年2月1日発行)
特集
学部教育の国際化推進(2)
理工学部
理論と実験 学部独自の国際交流を推進
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 明治大学の教育・研究の国際化は近年、さらなる進展・充実をみせている。その動きは、昨年(2009年)7月のグローバル30採択を受けて、一層加速している。今回は、文学部、理工学部、農学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部が推進する教育の国際化の取り組みの一例を紹介する。

理工学部
理論と実験 学部独自の国際交流を推進


 理工学部における国際交流は、所属先生方の長年の地道な努力によって培われてきました。近年特に盛んに進められている教育に係わる国際交流は、韓国の大学とマレーシアの大学において行われています。韓国の大学との関わりは、大学院生と教員を中心とした相互研究発表や、研究交流が行われています。またマレーシアとの交流は、JADと呼ばれているマレーシアからの学部への編入学が進められています。その他東アジアではラオス国立大学IT教育支援、インド、ベトナムとの教育研究交流が行われてきました。また教員の研究交流では英国、フランス、ドイツ、フィンランドなど、さらに米国、オーストラリア、ニュージーランドなど小さいながらも深く親密な交流が続けられており、今後の大きな進展になくてはならない交流がすでに築き上げられています。

 昨年から始まりましたグローバル30を契機として、国際連携推進委員会を学部内に立ち上げるとともに、いままで行われてきたこのような実績を、全学科的なコンセンサスのもとに大いに進展させていきたいと考えています。特に、他に見られない本学部独自の国際交流が期待されています。2008年にマレーシア工科大学(UTM)に設立された本学初のサテライトオフィスでは、MIMSの紹介をはじめ、MEIJI─UTM学術フォーラムを行うなど、アジア地域の留学生のために積極的に学部の研究内容を紹介しています。また、ペトロナス工科大学およびマレーシア工科大学の学部生の日本研修プログラムの訪問先として本学部がサポートしてきました。本年は、スウェーデンの国立大学のひとつ、リンシェーピン大学の理工系教員7人が、本学部の全ての学科にわたる情報交換を行いました。

 理工学部のカリキュラムでは理論の他に実験が大きなウェイトを占めており、さらに今後の国際化に向けて実践的な英語教育を必要としています。他学部ではすでに一般的となっている海外での英語集中講座を新たに開拓し、理工学部学生にフィットした内容に積極的にプログラムしていく必要があります。



理工学部

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リンシェーピン大学理工学部教員団が本学部を訪問
(2010年1月)



ペトロナス工科大学学部生が本学部を研修訪問
(2007年6月)

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