学校法人明治大学は２０１０年３月３１日、「明治大学秋葉原サテライトキャンパス」の運営を終了し、同キャンパスが入居していた秋葉原ダイビルから移転した。

　これは、同キャンパスが初期の設置目的を達成し、一定の研究・教育上の成果を挙げたことを受けて行われたもの。

　明大秋葉原キャンパスは２００５年１０月２４日、わが国の情報産業の産官学連携拠点、「秋葉原クロスフィールド」に参画すべく秋葉原ダイビル６階にオープン。文理融合型の研究・教育テーマを推進する拠点として、教育面では、理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系の授業の一部などが、研究面では、産学連携にもとづく受託研究や、文部科学省の私立大学学術研究高度化推進事業のプロジェクト活動などが展開されてきた。

　今後、同キャンパスで行われていた授業などは猿楽町校舎で実施し、高度化推進事業も駿河台校舎アカデミーコモンに移転して継続される。



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