付属明治高等学校・中学校の２０１０年度入学式が４月６日、同校紫紺ホールで挙行され、高校２７２人（うち女子７５人）、中学１７２人（うち女子７２人）の生徒が明治の一員となった。

　金子光男校長は式辞の中で、「受験の枠を越えた総合的な知識と幅広い教養を学びながら、グローバル社会に備えた基礎力を身につけてほしい」と激励。生徒宣誓では、高校に入学する西口貴俊さんがその言葉に応え、新入生総代として、「『質実剛健・独立自治』の精神のもと、勉学に励み、生徒の本分を尽くす」と力強く誓った。

　大学からは長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ役員・役職者が参列。祝辞を述べた長堀理事長は、「“明るいあいさつ”“読書に親しむ”の２つを心がけ、芯の通った思考と言動を身につけるべく、かけがえのない学園生活を送ってほしい」と励ました。

　同じく祝辞に立った納谷学長は、「世界は今大きく変動しており、皆さんの在学中にもさらなる変化が見込まれる。自身が今置かれた環境を活かし、直系の付属校で明治の何たるかを学び、その誇りを身につけてほしい」とし、将来明大生の核となるべき若い明治パワーの芽吹きに大きな期待を寄せた。



付属明治高等学校・中学校

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