和泉総合体育館として一体化

　明治大学は６月２５日、和泉キャンパスにて和泉総合体育館東棟の竣工式を執り行った。新体育館となる東棟は既存体育館（西棟）やグラウンドと一体的に利用可能な建物として計画・建設され、今後は和泉総合体育館として学生らの活発なスポーツ交流が期待される。

　竣工式は、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ大学役員・役職者、工事関係者らが参列して執り行われた。

　神事の後には、１階ゴルフ練習場で始球式が行われるなど、参加者らは新築された東棟を見学。最新のスポーツ施設に感嘆の声が上がった。

　直会の席上で長堀理事長は、無事の竣工を祝すとともに、「大学のスポーツ関連施設として有数のデザインと機能になった。学生諸君がここで心身ともに鍛錬し、若い力を燃やすべく活用してもらいたい」と期待を寄せた。

　和泉総合体育館東棟は、従来の和泉体育館横の旧更衣室棟跡地に建設されたもの。施設内での活動を「見る・見られる」関係とすることで、視認性を高めた構造が特徴だ。連絡通路で結ばれた既存体育館（＝和泉総合体育館西棟）やグラウンドと一体的に利用可能な「和泉総合体育館」として、学生らの活発なスポーツ活動に資することが期待される。

　同棟は地上４階建ての鉄骨造で、延床面積は約２５９９平方メートル。多目的スポーツルーム６室、ゴルフ練習場、ラウンジ、ミーティングルーム２室、男女更衣室などを備えるとともに、屋上部には緑化が施されるなど、自然環境に配慮した建築構造となっている。



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