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明治大学広報
第622号(2010年8月1日発行)
理事長、天童市を訪問
−創立者のふるさとで交流−
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 長堀守弘理事長は6月24日、本学創立者のひとりである宮城浩蔵の出生地、山形県天童市を表敬訪問。宮城の郷里における偉業を見聞し、胸像の建立など創立者の顕彰に多大な協力をあずかる天童市と校友会山形県支部関係者らと交流した(写真)。

 長堀理事長はまず、天童市役所を訪問し、山本信治市長らと歓談。郷里の青年育成に貢献した宮城の生涯や功績を顕彰する天童市の事業、明治大学と同市が連携して開講する地域市民講座「てんどう笑顔塾」への協力について謝辞を述べた。この講座は、同市内にて、本学専任教員が中心となって6月から半年間にわたり、市民を対象に計7回の講義を行うもの。

 つづいて旧東村山郡役所資料館を訪問した長堀理事長は、天童の歴史と、同資料館の敷地内にある宮城の胸像を見学した。この胸像は、校友会山形県支部と天童市の文化諸団体が協力して胸像建立実行委員会を組織し、2002年12月に建立した。同委員会は、天童市へ奨学資金を寄付しており、これを基に市内の優秀な小・中学校の児童・生徒を顕彰する「宮城浩蔵賞」が2003年に創設されている。天童市教育委員会は、市内の4つの中学校から、学業優秀で生徒会活動等にも活躍する生徒などを毎年秋に各1人表彰している。表彰式には明大からも役職者が出席している。

 天童市を後にした長堀理事長は、宮城の功績を称える巨大な石碑が建立される山形市薬師町の千歳公園を訪れた。これは1919(大正8)年に建立されたもので、郷里の人々の思いが伝わる顕彰碑である。

 明治大学校友会は9月5日、山形県において第46回全国校友大会を開催する。実行委員長を務める遠藤榮次郎校友会山形県支部長(1953年商学部卒)は、「宮城先生の建学の志を再確認する大会としたい」としており、長堀理事長も大学の支援を約束して帰京の途に着いた。

 (経営企画部校友課)



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