明大国家試験指導センター行政研究所は７月２４日、２０１０年度国家・種試験に最終合格した所属学生への報奨金授与式を、駿河台キャンパス岸本辰雄記念ホールで行った（写真）。 受賞者は、鈴木海歌さん（法４）、中野剛之さん（法４）、松本均さん（政経４）、清野壽啓さん（文４）、堀永卓弘さん（農４）の５人。 納谷廣美学長は、一人ひとりに目録を手渡し、「これまで支えてくれたさまざまな人や行政研で受けた指導に対する感謝を忘れず、公務員として『人のために何ができるか』を自覚し、人々とのつながりや書籍を通じさらなる研鑽に励み、厳しい時代の中でも『明治魂』のもと挑戦する勇気をもって前進してほしい」と激励した。 小西德應国家試験指導センター所長は行政研の使命を、良き公務員を輩出し明治の学風を振興することとし、「人間の心の痛み、温かみがわかる人材となってほしい。本質を見極める洞察力で壁を乗り越える力を持つこと。これが明治であり、その一翼を担うのが行政研。今後は良き先輩として後輩を指導してほしい」と期待を込めた。 代表として答礼した堀永さんは、「農業経済を学ぶうち、問題意識が芽生え、公務員を志すようになった。行政研で受けた指導とサポート、そして仲間との励まし合いが内々定につながった」と感謝を述べ「行政研で培った心や経験を後輩に伝え、公務員として国のために活かすことが大学への恩返し」と、今後の尽力を誓った。 国家試験指導センター 前のページに戻る
