大学卒業後の進路は就職（公務員、教員、民間企業等）、大学院進学、海外留学、資格試験受験などさまざまあります。その中でも就職は人生の大きな節目であり、自立した社会人になるためのスタートです。進路選択にあたっては、自分の「興味・関心」（何がしたいか＝職業・業種）、「能力」（何ができるか＝職務・貢献）、「価値観」（何が大事か＝働き方・職場）を、あらかじめ明確にしておくことが必要です。

　近年の就職活動は、早期化・長期化の一途をたどっています。３年生の秋から始まる活動は、翌年の４月頃に採用選考のピークを迎え、４月中旬から５月末にかけて、大手企業を中心に内々定が出始めます。内々定が得られなかった場合は、活動を継続することになります。

　約３万種といわれる職業からひとつの仕事を選ぶには、入念な自己分析と、業界研究や企業研究を行い、企業のＯＢ・ＯＧを訪問するなど、情報を収集することが大切です。

　就職活動は、卒業後の人生において納得のいく進路を実現し、自ら社会に貢献する場所を見出すためでもあります。明確な職業観を持たずに就業し、入社後のミスマッチに悩むケースもあります。

　今後始まる就職活動は学生が人間的に最も成長する時期とされています。それだけに、多くの悩み、迷い、不安も生じます。特にご父母の皆さまには、人生の先輩として、精神的なケア、愚痴の聞き手や相談役など、後方支援をお願いします。

　また、学生が一人で問題を抱え込まないよう、どんな些細な疑問などでも就職キャリア支援部に相談に行くよう、アドバイスをお願いします。就職キャリア支援部では、総力を挙げて支援いたします。



就職キャリア支援センター

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