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明治大学広報
第624号(2010年10月1日発行)
創立者・矢代操展 鯖江市で共催展
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 明治大学史資料センターは9月18日から、「鯖江から近代を拓いた矢代操展」を鯖江市まなべの館で開催している。これは同館との共催で、会期は10月10日まで。

 福井県鯖江市は、明治大学創立者のひとり矢代操の郷里。矢代は、1852(嘉永5)年に生まれ、1870(明治3)年に上京。司法省法学校(明法寮)で政府が招いたボワソナード博士から最新のフランス法学を学んだ。この時、明治大学創立の同志である岸本辰雄、宮城浩蔵と出会っている。同校卒業後は明治政府に出仕し、元老院や貴族院で書記官などを歴任した。また後進の育成にも早くから尽力しており、1881(明治14)年には、明治大学の前身である明治法律学校を創立し、1891(明治24)年、38歳の若さで没した。岸本は矢代を「日本人ニシテ日本人ニ向テ法律学ヲ教授」した最初の人物と評している。

 明治大学史資料センターは、これまでにも創立者の郷里で創立者展を開催しており、2006年に鳥取市で「岸本辰雄と明治大学展」(鳥取市歴史博物館共催)を、2007年には山形県天童市で「宮城浩蔵特別展」(天童市立旧東村山郡役所資料館共催)を開催した。

(明治大学史資料センター)



明治大学史資料センター

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