明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第624号(2010年10月1日発行)
明治大学広報
第624号(2010年10月1日発行)
黒耀石研究センターで特別講演会を開催
明治大学広報TOPへ
 明治大学黒耀石研究センター(センター長=小野昭研究・知財戦略機構特任教授)は、石器時代黒曜石研究の国際ネットワーク作りの一環として9月11日、ハンガリー国立博物館のヴィオラ・ドボシ博士(写真左)と、ロシア科学アカデミーシベリア支部地質学鉱物学研究所のヤロスラフ・クズミン博士(同中央)の2人を招聘し、駿河台キャンパスリバティタワーで特別講演会を開催した。

 ドボシ博士は、「ハンガリーとその隣接地域における旧石器時代の黒曜石利用」、クズミン博士は、「上部更新世後半のロシア極東および隣接の北東アジアにおける黒曜石利用のパターン」と題して、ユーラシア大陸の西と東における先史時代の黒曜石資源開発について講演。旧石器時代から新石器時代への移り変わりとともに、ハンガリーと極東アジアのそれぞれで黒曜石の運搬距離が飛躍的に増大するという共通した現象があるという興味深い研究成果が報告された。

  翌12日には、同センターが所在する長野県長和町に移動し、黒曜石原産地と遺跡を見学するとともに、明治大学と同町が共同開催する「長和町民大学」講師として黒曜石研究の魅力について講義を行った。

(黒耀石研究センター)



研究・知財戦略機構

前のページに戻る


長野県八島湿原にて
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.