明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第626号(2010年12月1日発行)
明治大学広報
第626号(2010年12月1日発行)
学生ボランティアが「エコキャップ週間」を開催
−途上国の子供にワクチンを−
明治大学広報TOPへ
 ペットボトルのキャップを集めてワクチンに換える『エコキャップ活動』について知ってもらおうと、明治大学駿河台ボランティアセンターに所属するエコキャップ班のメンバーは11月8日から、駿河台キャンパスリバティタワー1階エントランスで「エコキャップ週間」を実施。期間中はキャップ1個で1回くじが引ける抽選会やエコキャップアートの公開製作が行われ、5日間で延べ2500人が参加し8000個のキャップが集まった。

 最終12日には、橋口體財務担当常勤理事、ペットボトルキャップ回収ボックスを寄贈した明治大学連合父母会を代表して橋郁夫会長、学生および多くの支援者列席のもと、エコキャップアートの完成披露会が行われ、キャップで描かれためいじろうのパネルが披露された。

 エコキャップ班代表の関早苗さん(文3)から活動成果が発表され、NPO法人エコキャップ推進協会笹森清理事長からエコキャップ活動団体認定証が贈られた。

 エコキャップ班の活動は、学内などに設置したペットボトルキャップ回収ボックスを巡回してキャップを収集し、回収業者を通じてJVC(世界の子どもにワクチンを日本委員会)に寄付するもの。キャップは建築資材としてリサイクルされ、その収益金が途上国の子どもたちにワクチンとして送られる。エコキャップ800個で20円、1人分のワクチンになる。

 ボランティアセンターの落合弘樹副センター長(文学部教授)は、「4月に始まった活動にもかかわらず、見事な団結と推進力でイベントを実現させた」と顔をほころばせた。

 代表の関さんは、「予想を超える成果。明大生のみならず地域の方や他大生も参加してくれた。ボランティアに敷居の高さを感じていた人たちも身近なことを通じて世の中を良くしていくことに気づいてもらえたと思う。多くの方々のおかげ」と感謝した。



前のページに戻る


成果発表をする関さん


抽選会に長い列ができた
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.