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明治大学広報
第627号(2011年1月1日発行)
副学長 2011年頭所感
国際連携の一層の充実を祈念して
副学長(国際交流担当) 勝 悦子
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 本学は、本年創立130周年を迎えます。「世界へ」というキャッチコピーのもと、開かれた大学を目指して法人、教学が、ともに一段の飛躍をしようとしています。昨年はG30のもとで国際連携は様々な面で広がりを見せた年でした。しかし一方で、行政刷新会議でG30が再仕分けを受けるなど、激動の一年でもありました。

 本年4月には国際日本学部の英語コースが新たにスタートします。当該コースでは9月入学も予定されており、学部パイロット英語プログラムとして大いに注目されています。また、来年度には和泉キャンパスに学生相談室が設置され、生田キャンパスにも常駐の国際連携職員が配置される予定です。さらに、短期留学生プログラムとして、日本語プログラム(日本語センター主催)、日本の法律・政治・経済プログラムも始まる予定です。

 留学生の奨学金制度、ハウジング、カウンセリングなどの学生サポートの強化に加え、新たな留学生入試制度の導入、企業と連携した就職力強化など様々な課題もあります。入学前の日本語予備教育、入学後の補習教育など、日本語力向上のための仕組みも考えていかなければなりません。また研究をベースとした協力協定も今後増えることが見込まれ、ファカルティエクスチェンジの活発化など、研究の一層の高度化のためのインフラ整備も望まれます。

 創立130周年を迎える本年は、本学の国際化の正念場の年となるでしょう。まさにグローバルコモンとして、また、世界に開かれた大学として、知の創造を目的に、実のある国際連携実現のため、皆さま本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 (政治経済学部教授) 



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