明治大学体育会ラグビー部は昨年12月5日、関東大学ラグビー対抗戦Aグループ最終戦の早稲田大学戦(東京・国立競技場)に15対31で黒星を喫し、惜しくも12年ぶりの対抗戦優勝を逃がした。 今季対抗戦の最終成績は6勝1敗で、勝敗が並んだ明早慶3校間の得失点差により明治大学は3位となった。明早戦の対抗戦通算成績は35勝49敗2分。 指導2年目を迎えた吉田義人監督(1991年政経卒・元日本代表WTB)のもと、強みのフォワードを活かす戦いぶりで開幕6連勝と、充実したチーム状態で迎えた伝統の明早戦。明治大学はNO・8杉本博昭主将(商4)を中心とするフォワードの猛攻で、序盤から10数分にわたり早大をゴール前に釘付けとするもゴールラインを割れず、3対17で前半を折り返した。後半2トライを奪ったが、ラインアウトの不振と早大の堅守に攻めあぐね、ノーサイドの笛に紫紺のフィフティーンは力尽きた。試合後、杉本主将は「序盤にトライをとり切れなかったのが敗因。悔しいが、課題は明確なので、選手権で借りを返すべくチーム一丸で頑張りたい」と雪辱への闘志を燃やした。 体育会ラグビー部 明大スポーツWEB 前のページに戻る