完成イメージ図 明治大学は1月24日、和泉キャンパス新図書館(仮称)他新築工事の地鎮祭を、建設予定地である旧和泉図書館跡地で執り行った。計画は明治大学創立130周年記念事業の一環として位置づけられ、「人と人・人と情報を結ぶ『架け橋(リエゾン)』」を基本コンセプトに、開放的な空間の中に多彩な機能をもつ新図書館として2012年2月の誕生を予定している。 現地で催された地鎮祭には、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ大学役員・役職者らが参列、工事関係者とともに無事の竣工を祈願した。 長堀理事長は直会の席であいさつに立ち、「これまでの面目を一新し、創立130周年の記念にふさわしい図書館となることを望む」と強い期待を寄せた。続いて納谷学長は、「図書館関係者の永年の夢が実現する。和泉キャンパスの教育環境も一新され、世界へ羽ばたく学生が『明治魂』を学ぶ場所となる」と展望を述べた。 和泉キャンパス新図書館(仮称)は、学生の学習・教育・交流空間となる「ラーニングコモンズ」を実現する滞在型図書館として、学生の居場所となる活動的なスチューデントセンターをイメージしている。竣工後は、明治大学と世界をつなぐ新たなアカデミック・シンボルとしての機能が期待される。 新図書館概要 地上4階(一部7階)建てで、延床面積は約8900平方メートル。約1200席を有し、約60万冊の蔵書を収納可能。1階にサロン、ギャラリー、情報リテラシーが、2階には交流ラウンジ、共同閲覧室、グループ閲覧室などが整備される予定。さらに屋上緑化など地球環境へのさまざまな配慮がされる。 ほかに和泉キャンパス正門および守衛所施設などもあわせて新築される。なお工事に先だちゆうちょ銀行ATMはメディア棟に移設された。 前のページに戻る