4ヶ月にわたる準備が発揮された充実のコンテスト 第15回明治大学学長杯留学生日本語スピーチコンテスト(日本語教育センター主催、連合父母会後援)が2010年11月21日、駿河台キャンパスリバティタワーで行われ、情報コミュニケーション学部3年の高陽さん(コウ・ヨウ、中国)が学長賞に輝いた。 自由テーマだった今回のスピーチコンテストには、韓国、中国、アメリカ出身の留学生、計12人が参加。5分の限られた時間の中で、日本で体験したことや日頃考えていること、感じていることを日本語で語った。 今回も学生コーディネーターが実行委員会を組織、留学生のスピーチ原稿作成やスピーチ練習のサポート、広報活動、当日の会場設営、司会進行を行うなど、コンテストの成功を支えた。 総評 勝悦子 副学長(国際交流担当) 今回のスピーチコンテストは充実していた。スピーチという言葉は、明治時代の初期に福沢諭吉が「演説」と翻訳し紹介したものだが、これには日本語のスキルだけでなく、「人に伝える」という強い心が重要だ。今回は3ヵ国からの参加だったが、来年はもっと多くの国の留学生に参加してもらいたいと思っている。そしてこれをきっかけに、日本人学生との交流を強め、明治大学でさまざまな分野を広い視野で勉強し、羽ばたいていってほしい。 (政治経済学部教授) 第15回学長杯留学生日本語スピーチコンテスト出場留学生 (掲載は発表順) 氏名 所属 国籍 スピーチタイトル 受賞 趙 基 経営2 中国 「初」から見えてきたもの 〜カクヘイキから核兵器〜 崔 守民 文1 韓国 生きる間にしなければならない三つ キャンパスメイト賞 卓 ハムケ 文1 韓国 私の「無限挑戦」 金 ア凛 商3 韓国 生命の尊厳について 日本語教育センター長賞 宋 勇範 政経4 韓国 Common Sense ─共感からできること─ 連合父母会長賞 権 赫ギル 法3 韓国 旅に出よう 李 嘉恩 経営1 韓国 4月、桜の記憶 Sean Charles Nicholson 文研M1 米国 道を聞く、道を教える 章 芝琳 政経1 中国 きっかけの大切さ 柳 賢昊 文4 韓国 花火はいつか打ちあがる 張 艶 情コミ2 中国 ミルクティのあたたかみ 審査員特別賞 高 陽 情コミ3 中国 先駆者に学べ 学長賞 国際連携・留学 前のページに戻る