昨年より明治大学と太平洋諸島センターは共催で、「２０１０年度明治大学リバティアカデミー」の公開講座を実施しています。

　１月２２日には管啓次郎理工学部教授のコーディネートのもと、リバティタワー１０１２教室において「日本列島と『ミクロネシア』」というテーマで、オープン講座が開催されました。

　講座では、グレッグ・ドボルザーク博士による講演が行われました。ドボルザーク博士は中部太平洋マーシャル諸島のクワジェリン環礁で幼少時を過ごし、日本とミクロネシアの関係について研究を行っています。その後、日本でもっとも著名な文化人類学者の一人である今福龍太東京外国語大学教授とドボルザーク博士により、太平洋の島々における新たな文明論についての対話が行われました。会場には１００人を越える受講生が参加し、２人の討論に対して熱心に耳を傾けていました。 　

　

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