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地域連携交流館(仮称)が起工

鍬入れの儀で斎鍬を入れる長堀理事長

学校法人明治大学は3月28日、生田キャンパス地域連携交流館(仮称)の地鎮祭・起工式を執り行った。

地鎮祭には、長堀守弘理事長、納谷廣美学長をはじめとする大学役員・役職者らが参列、工事関係者とともに工事の無事を祈願した。

神事に続いて行われた起工式で長堀理事長は、「地域と大学が一体となって繁栄できる方法を探る画期的で意義深い施設となる。地元の川崎市とともに、ここから新しい取り組みの発信ができれば喜ばしい」とし、同市との双方向でのさまざまな支援・連携に期待を寄せた。納谷学長も「地域が大学を支えてくださる。川崎市との連携をますます深めていければ」と述べた。

川崎市を代表して起工式に参加した砂田慎治副市長は、2007年から明治大学とさまざまな連携を深めてきたことを述べた上で、「生涯学習を通じた地域連携や、インキュベーションの拠点となることを期待したい」とのあいさつがあった。

同館は、川崎市をはじめとする地域社会と本学との交流を一層促進すべく、生田キャンパスの新たなゲート的施設として設計された。建設予定地は現在の登校路門付近で、産学連携の拠点としてレンタルラボなども設置される予定。竣工後はキャンパス内への新たなアクセスルートとして、生田キャンパスの顔となることが期待される。