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お見舞いメッセージ FROM THE WORLD

学術交流協定を締結している世界各地の大学や関係機関から、被災された方々へのお見舞い、復興への励ましのメールが寄せられている。世界中の人々の温かい心、復興への祈りに支えられ、明治大学は学生(留学生)皆さんの安全確保に最大限留意しながら、引き続き、短期留学プログラムや協定校との交換留学を継続していく。

メッセージが届いた48の大学・団体は、国際連携・留学のホームページで紹介。

台湾大学
2011年3月18日

納谷学長

私たちは,この度の日本を襲った一連の災害により大いに挫かれました。そして,厳しい天災に直面した際の人間がいかに傷つきやすいかということを気づかされました。国立台湾大学を代表しまして生き残られた方々にお見舞い申し上げるとともに,亡くなられた方々には心から哀悼の意を表します。また,日本が人知の及ばないこの悲劇から直ちに復興することを願っています。

台湾大学で学ぶすべての日本人学生には,惜しみなく安全と快適さを提供し,また,必要な補助をいたしますのでご安心下さい。私たちは,このようなスケールの自然災害は人命に多大な影響を与えるということ,また,私たちの国は等しく環太平洋火山帯に位置しているので,この大自然の知られざる活動を懸念しなければならないことを力説したいと思います。

これは日本に起こっただけのことでは済まされません。人類の生き残りへの警告なのです。明治大学と台湾大学は協定校としての長い歴史を持っています。私と私の同僚たちは,すでに援助の用意ができています。どうぞ,支援が必要な場合は遠慮なくお知らせください。フォースとともにあらんことを(神のご加護を)。

国立台湾大学 総長 李 嗣涔