Go Forward

大学院 「シニア入試」説明会 会場は満員の熱気



職業経験豊かな60歳以上の定年退職者を対象に、大学院商学研究科が2012年度入試より導入する「シニア入試」の説明会が5月11日、駿河台キャンパスリバティタワー19階で開催された。30人超の受験希望者が会場を埋め、関心の高さをうかがわせた。

冒頭、猿渡敏公研究科長が「大学の公開講座はシニアの方に『学び』の場を提供するものだが、今回の入試は皆さんの経験や知識を論文という形で残す事が目的。自分の経験を次世代に伝えようという強い気持ちで臨んでいただきたい」とあいさつ。

続いて行われた同研究科の特色やシニア入試に関する説明の後、質問の時間が設けられ、参加者からは指導教員や論文についての質問が相次ぐなど、会場は熱気に包まれていた。

終了後、参加者からは「意欲あるシニアの研究を支援するという目的に感動した」「日本企業におけるマーケティングの進展を研究したいので、その方法について助言をいただきたい」「他の研究科でもシニア入試を実現してほしい」などの感想や意気込みが寄せられた。