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明治大学創立130周年記念博物館特別展 漆器 JAPANWARE 文理融合型研究から見えてきた漆の過去・現在・未来

新しい漆によるインクジェット蒔絵 縄文時代の漆塗り土器(青森県亀ヶ岡遺跡出土) 高度経済成長時代の漆器(津軽塗菓子鉢)



空気に触れると時間をかけて固化する神秘の物質 漆。

我々の祖先は絢爛たる金蒔絵や螺鈿に象徴される輝かしい漆文化を作り上げてきました。その伝統技法は生活実用品の中にも脈々と受け継がれていますが、〝漆離れ〟が進む現在、その存在意義をどう捉えるのか、工業製品としていかに普及されるべきかが課題となっています。この展覧会では、明治大学が取り組む漆関係の研究—「縄文時代の漆文化」「現代商品としての漆器」「次世代高機能材料としての漆」、そして、大学創立130周年記念事業の共通コンセプト「世界へ」をテーマに、グローバルな視座から我が国の漆文化を再認識する機会をご提供します。

会期 2011年6月18日(土)~7月31日(日)
会期中無休
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
主催 明治大学博物館
共同企画 明治大学バイオ資源化学研究所
明治大学日本先史文化研究所
入場料 300円
※明治大学学生・教職員、高校生以下の児童・生徒及び引率教諭、明治大学カード会員、明治大学リバティアカデミー会員、明治大学博物館友の会会員、身体障害者手帳・愛の手帳所持者とその介助者は無料
問合せ 博物館事務室
TEL03-3296-4448

リバティアカデミーで関連講座を開講します

オープン講座「漆文化のはじまりと広がり」
2011年7月2日(土) 13:00~17:00

漆アカデミー「漆を知り、使って楽しむ」
2011年6~7月の土曜日 全6講
※詳細は明治大学リバティアカデミー教養・文化講座パンフレットもしくはホームページをご覧下さい

問合せ
TEL03-3296-4423