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水泳・ジャパンオープン2011 ロンドンへの第一歩 平井(政経3)がOWSでV

力強い泳ぎを見せる平井。「明治の体育会で今オレが一番HOT!」(写真は上下ともに同大会400m自由形で準優勝した時のもの)

体育会水泳部の平井康翔(政経3)が5月22日、ジャパンオープン2011(大阪なみはやドーム)のオープンウォータースイミング(OWS、10km)に出場し、1時間50分38秒のタイムで優勝した。2位には同じく水泳部の麻生真稔(商4)が着き、明治大学勢がワン・ツーを決めた。

通常、OWSは自然の海や湖等で行われるが、今回は50mを100往復。精神的にも過酷なレースだった。しかし平井は「目標を達成するための手段。辛くはなかった。『強いやつはどこでやっても強い』ことを証明するため、与えられた環境でやるしかなかった」と2位に1分以上の差をつけて強さを見せつけた。

今大会の優勝により、平井は第14回世界水泳選手権大会(7月16~31日、上海)、第26回ユニバーシアード競技大会(8月12~23日、深圳)への切符も獲得した。「世界水泳は五輪のOWSで日本人初の代表になるチャンス。このことに感謝して努力するだけ」とその眼差しは真っ直ぐ、ロンドンを見据える。明治大学から世界へ。また一人、期待膨らむ楽しみな逸材が頭角を現した。

(取材協力・写真提供:明治大学スポーツ新聞部)