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創立130周年記念懸賞論文 受賞論文発表 集え、創立者の意志を受け継ぐ若き研究者たち

明治大学は岸本辰雄・宮城浩蔵・矢代操という3人の若き創立者によって誕生した。その創立者の意志を受け継ぎ、21世紀を担う若き研究者を奨励するため「明治大学創立130周年記念懸賞論文」を募集。多数の応募の中から、厳正なる審査の結果、以下の論文が選考された。なお、秋にはそれぞれの論文を基点としたシンポジウムの開催が予定されている。

人文科学分野

最優秀賞 賞金100万円
小暮 実徳
(文化継承学研究所客員研究員・文学部兼任講師)
「ペリー日本遠征の再検討とその真意—アメリカ合衆国国立公文書館国務省・海軍省ファイルに含まれる未公刊関係史料の検討から」

自然科学分野

最優秀賞 賞金100万円
若野 友一郎

(先端数理科学研究科特任准教授)
「科学研究における数理的アプローチの重要性~生物の分散の進化を例に~」

社会科学分野

優秀賞 賞金10万円
西 剛広
(商学部専任講師)
「日本におけるブランド志向の消費者行動:高級ブランドとファストファッションに対する心理的価値」

優秀賞 賞金10万円
平屋 伸洋
(経営学部専任助手)
「経営者の裁量的会計行動にあたえるレピュテーションの影響—裁量的会計発生高(ジョーンズ・モデル、修正ジョーンズ・モデル)を用いた実証分析—」

優秀賞 賞金10万円
石田 雅樹
(法学部兼任講師)
「リアリティとしての《公共性》とその外部—ハンナ・アーレント《公共性》再考」

学際領域分野

最優秀賞 賞金100万円
神谷 嘉美
(理工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了)
「アジアの漆文化と漆工技術の保存科学的意義」